ここ10年近く親しまれている経営用語として、コーポレートガバナンスがある。これは株主と経営者との間における仕組みで安易に変わってはいけない。一方、最近話題の「内部統制(システム)」は経営者と労働者との間における仕組み(規律)で、業態や時代の変化とともに確実に変化していく必要がある。

内部統制(internal control)とは、会社自らが業務の適正を確保するための体制を構築していくシステムのことで、組織形態や社内規定の整備・業務のマニュアル化や社員教育システムの運用・規律を守りつつ目標を達成させるための環境整備・株主等外部への正確かつ有益な財務報告などを指している。

日本の多くの企業がこうした仕組みについて未整備であり、先駆けとして知られる合衆国のSOX法を参考に、日本でも法制化され、来月、4月1日以後に開始する事業年度から適用される。

この日本版SOX法の適用を受ける企業から業務委託を受ける場合は、当該業務に関して委託元と同等のレベルの内部統制が求められる。この際、外部委託先の資格要件として、Pマークが公的認証として求められている。(次回に続く)