早いもので、2017年も4月中旬。いかがお過ごしでしょうか。
今年最初の「生彩ある人生」です。

こうするのだと決めたところで、
物事は千変万化しているのだし、
絶え間なく動いてゆきます。

頭であれこれ作為するのも良いけれども、
大きなエネルギー、道、大愛、大調和、大靈、
そして宇宙力などなどに生かされていることを知るのも良いです。
それが無為であり、無為自然の始まりではありませんか。


閑話休題(それはさておき)


孫正義氏が今年2月に「OneWebで情報通信革命を」と題して語った内容に、『ありとあらゆる産業が再定義される』というお話がありました。それは、絶え間なく動いて千変万化する物事の本質にも通じるものです。ここに一部転載します。
(前略)これは過去の話ですけれども、ソフトバンク2.0で何をしたいのかというのが一番大事ですね。冒頭で申し上げましたように、ソフトバンクは今までパソコンのインターネット革命の最先端のところに投資をし、事業を日本で行い、世界にも挑戦してまいりました。
softbank_1
 このチップがパソコンに入って、そのパソコン同士がつながるからインターネットだと。PCのインターネットで、我々は最先端のところで投資を行い、事業を行ってきたと。
 それの中心が、同じチップが入るにしても、パソコンからスマホに入って、スマホ同士がつながるということで、モバイルインターネット革命だと。そのためにボーダフォンジャパンを買収したということなんですけれども、この革命の中心がパソコンからモバイルになって、モバイルからIoTになると。
softbank_2
 IoTで同じチップがあらゆるものに入って、インターネット革命が起きるということであります。
softbank_3
 このあらゆるものにチップが入って、それがインターネットにつながり、クラウドにデータがたまって、それをディープラーニングしていくと。
softbank_4
 クラウドにたまったデータをAIで解析して推論するという時代がやってくるということです。
 これがシンギュラリティになっていくわけですけれども、このシンギュラリティになっていく中で、一番重要な根源的役割にチップがあると。
 IoTですべてのモノがインターネットにつながっていく、このIoTでつながるチップの90パーセントはARMになると。この最も重要なチップの革命、インターネットの革命、情報革命の根源的コアにあるチップのところで世界の90パーセントがARMになっているということです。
softbank_5
 すでにスマホの99パーセントはARMです。これがIoTで90パーセント以上はARMになると。これがシンギュラリティで、今から30年以内に……これまでの30年間でチップの能力が100万倍になりました。僕は次の30年間で、もう一度100万倍の能力のアップになると思っております。
softbank_6
 ここからさらに100万倍の能力アップになると、さまざまなテーマの分野で人間の知能をチップの知能が超えていくと。そうすると、ありとあらゆる産業が再定義されると思います。医療の世界、自動車の世界、街のインフラの世界、ありとあらゆるものが再定義されると。そこに常にチップが存在していると。
 そのチップの90パーセント以上が我々のARMでつながっていくと。そうすると、ものすごいビッグバンが起きると思っているわけです。今まで、パソコンでビッグバンが起きたと。
softbank_7
 それをはるかに超えるような、IoTで、シンギュラリティで、ビッグバンになると。全部とは言わないけれども、ありとあらゆる分野で人間の知能を、コンピューターのチップの知能が上回っていく。
 チップがあらゆるものに入って、そしてそれが無線の通信でクラウドの超知性につながっていく。言うと申し訳ないけど、過激なことをひと言申し上げますね。
 言うと申し訳ないけど、これから30年以内に靴にもチップが入っているわけです。この靴に入っているチップが我々の知能を超えているわけです。
 我々は靴の知能にも劣ると。悲しいでしょう? 俺は靴に負けるのかと。メガネにも入っていくと。ありとあらゆるものに入っていくと。
 靴に入っているチップだけでは、より単純なチップかもしれませんが、そのチップが無線でクラウドに繋がっているわけです。
 クラウドでディープラーニングしているわけです。そうすると、トータルのシステムではありとあらゆるものが、我々の知能の部分をどんどん上回っていくと。
 あらゆる産業が再定義されていくということになります。そうすると今、Uberが乗り物の世界を再定義している、Airbnbがホテルの世界を再定義していると。
 Googleが今までの百科事典という世界を再定義したわけです。スティーブ・ジョブズがスマホで携帯電話を再定義したわけです。
 そういう再定義が、ありとあらゆる分野、ありとあらゆる産業、ライフスタイルで再定義されている。
 今までのビッグバンがすべて予行演習だったと思える程度のビッグバンがやってくると。このチャンスを逃すのはあまりにももったいないと。


「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の今後
 このチャンスを真正面から受け止めるために構えを作ろうと。その構えのために作るのが、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」であるということなんですね。
 私がソフトバンクグループに出した結論です。このビジョン・ファンドは単なるファンドの投資をして、短期間で売って、3パーセント、5パーセントの株を持って……というのと違います。
 ほとんどの場合は20パーセントから40パーセントくらいの株を持って、筆頭株主として役員に入って、その起業家・創業者とともに、経営戦略を議論し、有機的結合を作っていくと。
softbank_8
 同志的結合、これに勝るものはないと私は信じております。同じ志を持った結合ですね。今まで日本では財閥の系列とか、同じマークをつけている会社だから血を分けた仲間だと。
 ブランドを共有して財閥の系列だというような、日本的系列としてありましたけども、必ずしもその系列の会社が世界一のグループじゃないわけですね。
 モーターで世界一、ケミカルで世界一、タイヤで世界一と。車で世界一と。全部の分野で世界一という会社はなかなかないわけです。
 結果どうなるかというと、世界で5位と3位と2位と、一部1位というものの連合体になるわけですね。そうするとどこかに妥協が生じるわけです。
 「グループだから、1位じゃないけど、3位だけど、10位だけど、しかたないから使う」という妥協が生じるわけです。
 我々はそうじゃないわけです。ブランドにこだわらない。生まれにこだわらない。国籍にこだわらない。何にもこだわらない。とにかくそれぞれの分野で世界一になりそうな会社が連合体としてシナジーを出しているわけです。だから強い。
 そして、成熟したらイグジットする。
伸び盛りの強い結合体ができると。単純に投資をしてお金だけの結合体でもない。戦略を共有している志を共有している結合体だと。
 世界に今までなかった新しい仕組みです。新しい組織体系の仕組みを我々ソフトバンクという会社が、今初めて作ろうとしているわけです。
 世界で初めての形態なので、なかなか人に伝わりにくいと思いますけども、今までに例を見ないソフトバンクという新しいかたちができると。
 ベンチャーキャピタルでもない。そもそもソフトバンクが今回作るビジョン・ファンドは、全世界のベンチャーキャピタルの総合計の資金量が65ビリオンぐらいだと言われております。
 全世界のすべてのベンチャーキャピタルの金額を足して65ビリオン。ソフトバンク1社で100ビリオン。
 全世界のベンチャーキャピタルを足した規模よりも大きいと。それが今回のソフトバンク・ビジョン・ファンドであり、我々が作ろうとしている新しい形態だと。
 何のためかと言うと、「情報革命で人々を幸せにするために」という理念のもとに集まった集合体だと。それがソフトバンクだということです。
 ちょっと話が抽象的になったかもしれません。一般的な決算説明会とは少し違うかもしれませんけれども、「何をしたいのか」と。その根源的な「何をしたいのか」ということを今日は中心に話をさせていただきました。
 
 ありがとうございました。

この人生で「何をしたいのか」と己に問いかけ、
己の人生をその答え−生彩ある人生−になるように導きたいものです。

尊敬する南方熊楠(1867年4月15日〜1941年12月29日)の次の言葉に生彩ある人生のエッセンスを感じます。
一芸一事に達するものは、
たとい山中に隠るるとも、
大いにその国の福分を益す。

彼はライプニッツについて「ドクター・ユニヴァーサル(一切智)といわれし」と記し、ライプニッツの「グローバルナレッジ」という構想を「一切知」と訳しました。1912年、45歳の彼は地方紙の連載原稿の末尾に「大東一切智 南方熊楠」と署名します。つまり、自らを「東洋の一切智」と称したのです。「一切智」は、無辺無数の衆生の心とその能力の“一切を知る”という意味です。

自分の与えられているものだけにフォーカスし、それが最大限の幸せまたは不幸だと決め付けて現状維持に慢心してはいけません。一切智を持ち本氣で考え、自分が想い描いた生彩ある人生をめざして一歩踏み出そうではありませんか。

今日ある自分が、明日あるとは限りません。
今日が最後だとの想いを常に持ちたいものです。    

もうひとつ、彼の言葉を記して筆をおきたいと思います。
肩書きがなくては己れが何なのかもわからんような
 阿呆共(アホウドモ)の仲間になることはない


大きな春笑みの良き日々を。  感謝