さて、2)NDAの各条項のうち特にどこに注意するべきかについて理解しましょう。

A)秘密情報を定義する。

秘密情報を「書面にて秘密情報である旨の明示があるものに限る」と定義しているものもありますが、態様にかかわらず、あらゆる情報が秘密情報として保護の対象となるように規定します。

B)開示目的及び開示許容当事者を明確にする。

C)知的財産権を確保する。

秘密情報又は提供物をもとにしたリーバースエンジニアリングや特許出願行為など知的財産権を侵害する行為を禁止する旨を定めます。

D)競業禁止条項を加える。

NDAにおいて秘密情報をもとに自社と競合するビジネスを行ってはならない旨を明記します。

E)複製を禁止する。

機密性の高い情報を開示する場合には、秘密情報及びその格納媒体の複製を禁止した方が安全です。もし、複製を許容しても、複製物の管理について秘密情報に準じる旨の規定を書き加え、意識化を促します。

F)NDA締結時には・・・

事前に、知的財産権が相手方に帰属する規定がないか否かに注意します。また、会社が不当な競業禁止義務を負わされていないか否かについても再度チェックなさってください。

以上6点が、特に注意すると良い条項です。
お役立てください。

感謝