早いもので、もう10月。紅葉が楽しい季節がやってきました。

この上なく自由な人というものは、持ちものがないので囚われるものがありません。持ちものとは、人、お金、家、車、予定、物、富、権力、欲望などで、目に見せてくるものであり、私たち人間はそれに縛り付けられるものです。

義理で付き合っている人はいませんか。多少不義理をしてもいいから、人付き合いはシンプルにしましょう。友達がいないと寂しくなるからと、無理に人中に入り込むと、疲れストレスが溜まります。利用する(される)ことが目的の友達には、グッバイしましょう。互の個(孤)独を認め合い、困ったときは助け合い支え合うが、その他はさりげなく、さっぱりとした関係が望ましいです。価値観が似ていて、利害を超えたところで付き合える、心うちとける友人が「ひとり」いると素的です。

「去る者は追わず、来る者は拒まず」と参りましょう。


閑話休題(それはさておき)


何時に寝て、何時に起きて、何時に朝食をとり、何時に家を出て、何時に職場に着くという予定に慣れてしまい、予定がなければ不安でしょうがないと言う方が多いそうです。時間は悠久と流れるものなのですが、高度に情報化された社会で生きる私たちは、時間を細切れにして汲々と生きてしまいがちです。

そんな自分に氣づき、安心できる修まり所である家族を大切にしたいと考えたF氏は、一念発起して組織に辞表を出し、早期退職手当をもらい、家族と共に海外へ移住しました。実に、勇氣のあるファミリーです。その際に、住人がいなくなった自宅をどうしようかという相談がありました。

50歳以上のシニア世代を対象に、使われなくなった家やマンションの貸出をしてくれる、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI )の「マイホーム借上げ制度」をお伝えしました。これは公的な住み替え支援制度で、この制度を利用すると一障害にわたり家賃収入を得ることができます。一人目の入居者が決まった後は、空室が発生しても規定の最低賃料(査定賃料下限の85%が目安)が保証されるので安心です。さらに、賃借人との契約は3年ごとに終了する定期借家契約を活用するので、賃借人が居座ったり、立ち退き料を請求される心配もいりません。

ですから、3年後に海外から日本へ戻ってきても安心というわけです。対象となる住宅は、単独所有または共同所有する日本国内にある住宅です。一戸建て、共同建て(タウンハウス等)、マンションなどの集合住宅も対象です。

人はみな、安心できる修まり所を求めています。

この時代のように、社会経済に予期せぬ出来事が多発すると、人は否応なしに価値観の変更を求められます。落ち着かない時代だからこそ、安心できる修まり所が必要なのです。すべての時代を通じて言えることは、その修まり所が希望とか憧れとか、よろこび、一体感(oneness)など、私たちの天性が認めるものにしか求められないということです。良い環境、良い人間関係には、必ず私たちの天性に訴えるものがあります。私はそれをずっと探し続け、心を自由に遊ばせたいと願っています。


日に日に寒さが増しています。

ご自愛ください。

感謝