4月19日の草苅建氏のホームページ「蔵書印で考える見切り」に、生彩ある人生の秘訣を教えていただきました。
■4/19 蔵書印で考える見切り
 結構値の張る専門書が手元に増えてきました。定年前に公共的などこかに寄贈しようと思いますが、蔵書印は一応押しておくことにしました。しかし、なんですね、処分後に本棚に残った本の背表紙を眺めると近年の自分の関心が一目瞭然で、軌跡を再確認することになります。そしてますます不要に見える本が増えてきます。
 なにか、見切りをつけるような感じですが、はて何の見切りか?もうこの先、その本の内容に関して書いたり話したりすることはない、それにいわゆる知識、情報はネットで十分だ、ということのようですが、特に後者の理由も大きいような気がします。知識、情報の意味は、そして脳の記憶という役割もネットで変わってしまった
 見切り。人生後半は、いろいろな意味でこの見切りがでてきます。その見切りのおかげで人生がかなり楽になっているのも事実であります。まるでこれは人生のご褒美http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/より転載


閑話休題(それはさておき)


天井と壁の接する部分には、見切り縁(ぶち)を設けるものです。これは、廻り縁(ぶち)とも呼ばれます。部屋の中の天井と壁の際(きわ)をぐるりと廻っています。この部分の納まりが綺麗なほど、空間が美しく広がって観えます。面の交差する部分や同一線上にある仕上げを、美しくきれいに収めることは良い仕事の必要条件。

これは建築に限らず、物事の最終部分の仕上げが最も大切。このような部分をスッキリとさせ、なおかつ不出来になりやすい部分をカヴァーする。見切り縁(ぶち)の役目です。

私たちの人生も、その納まりの良さ、最終的な塩梅は、見切りをつける、美しく見切ることにあるに違いありません。

その見切りのおかげで人生がかなり楽になっているのも事実であります。まるでこれは人生のご褒美。

これは名言です。


大きな笑顔の佳き日々を  感謝
桜と東京タワー20150322IMG_6964
IT氏撮影@2015.3.22