おはようございます。
新年の第4週の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日は昔話と睡眠のお話にお付き合い願います。

キケローの『トゥスクルム荘対談集』2.13に、
Cultura animi philosophia est.(クルトゥーラ・アニミー・ピロソピア・エスト)という言葉があります。
精神を耕すことが哲学(=生活)である」という意味です。

小学生時代には、担任の福原力先生から多くを教わりましたが、「クルトゥーラ・アニミー・ピロソピア・エスト」と先生のイメージがオーバーラップします。
福原先生は私たち生徒にこう諭(さと)すのでした。

「食事をしたら、自ら片付ける」、
「寝るときは、服を折りたたんで枕元に置く」、
「ポケットに手を突っ込まない」、etc

ある日、クラスメートと学生帽を飛ばして遊んでいたときのことです。
私は帽子をキャッチできずに、床に落ちたそれを跨いでしまいました。
そのタイミングで授業開始のチャイムが鳴り、同時に教室の戸が開くと、

『頭にかぶるものを粗末にする奴があるか!』
『頭にかぶるものを足で跨ぐ奴があるか!』

と、先生は激しい剣幕を見せたのです。
福原先生の真剣さに圧倒されると同時に、
してはいけないことをしてしまった自分たちの姿に氣づかされました。

師弟関係の基本は、耕し、耕かされることに真剣であることだと思います。
耕かされ、そして自らを耕してこそ人は磨かれ、
己が魂と出会う必要条件を形成できるのではないでしょうか。

それこそが、あるがままに、生彩ある人生を生きる必要十分条件ではありませんか。

福原先生、ありがとうございます。


閑話休題(それはさておき)


本来の「私」は肉体という器官を以って自分を表現している「意識体」のようです。睡眠中はその意識体が肉体ではなく靈体を以って自分を表現し、その間は靈界のどこかの界層にいます。例えば、自分が何かの仕事に打ち込み燃えている時には、そのバイブレーションに感応した靈が引きつけられるようです。この法則は善にも悪にも働き、積善余慶の精神を成就するために働く法則が、極悪非道の行為にも働きます。なぜなら、高く上がるエネルギーというのは、それだけ下がるエネルギーに転化する可能性があるからです。同様に、下がれるだけ下がるなら、その分だけは高く上がれるというものです。善悪のどちらを選ぶかは私たち各人の自由意志に任されています。

夜になると靈は肉体のバイブレーションが下がることを知っていて自発的に靈界へ行く準備をします。これが生理現象と位置付けられている「睡眠」の最大の効能だと思います。どんな所へ、どれくらい遠い所へ行くのかは、己が靈の進化・福化によって決まるようです。
夢に健忘症を抑える効果、研究で明らかに(スプートニク日本 2018年01月11日 07:02)
夢が記憶の形成と強化に前向きな影響を与えていることは専門家によって前から指摘されてきた。ところが米フロリダ州スクリップス・リサーチ研究所の研究者らは、健忘症のメカニズムに集中した調査を行った。つまり、情報がどうやって記憶から消えていくのかを追った。

 研究者らは夢を見ている最中に記憶データーの消去メカニズムがブロックされている事実をつきとめた。これにより夢は思い出を記憶し、思い出をためることにポジティブに影響していることがわかった。
 同研究所のジェイコブ・ベリー氏は「われわれは夢が記憶を守り、忘れっぽさを起こさせないようにする神経伝達物質を活性化させている事実をつきとめた。動物実験を行うと、動物にも人間と似たような眠りを要求するメカニズムがあり、類似した記憶のトレーニングや形成のメカニズムがあることがわかった。つまりこの研究によってヒトの夢と記憶の相互関係に光が当てられたことになる」と語っている。


大きな笑顔の良き日々を。
富士山 チューリップ