まり子さんの生彩ある人生は、どのように生き、どのように死ぬかで、たましいの行方が決まるという、天の定めたルールへの回帰を私たちに促しているかのようです。死んだら終わりではないことを教えてくださいました。ありがとうございます。
宮城まり子さんの無事の昇天を願って止みません。
middle_1319727260[1]
女優、宮城まり子さん死去 93歳 養護施設「ねむの木学園」運営
(毎日新聞2020年3月23日 03時11分(最終更新 3月23日 06時49分))
  日本で初めての肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」を運営してきた女優、宮城まり子(みやぎ・まりこ、本名・本目真理子=ほんめ・まりこ)さんが21日、死去した。93歳。自宅は東京都世田谷区上野毛3の22の5。
  東京都出身。1955年に「ガード下の靴みがき」で歌手デビューした。その後、ミュージカル女優などとしても活躍し、テレビドラマ「てんてん娘」や映画「オンボロ人生」で地位を築いた。
  脳性まひの子の役を演じたことなどから障害児教育への関心を高め、68年に私財を投じて「ねむの木学園」を静岡県浜岡町(現御前崎市)に開いた。74年、障害のある子どもたちとの日々を描いた記録映画「ねむの木の詩」を製作・監督して反響を呼んだ。
  97年、施設を同県掛川市に移すとともに「ねむの木村」を開設。美術館などを併設して独自の障害児教育に取り組むとともに、全国各地で絵画展やコンサートを開いて障害者への理解を訴えてきた。
  94年7月に死去した作家の吉行淳之介氏とは、伴侶として約40年間を過ごし、99年には園内に吉行淳之介文学館も開設した。
  2012年に瑞宝小綬章を受章。上皇ご夫妻とも交流があり、18年11月には両陛下が私的旅行として、ねむの木学園を訪れるなどした。
  学園を巡っては、11年2月、関連団体の元職員らが宮城さんから運営資金約1500万円をだまし取ったとして警視庁に詐欺容疑で逮捕される事件も起きた。【岡大介】



生彩ある人生@下段の注意20200103