CWニコルさん
https://afan.or.jp/より引用
私たちの使命
OUR MISSION


森づくりは未来を信じること。
私たちは、「日本本来の自然を取り戻し、子どもたちの笑顔あふれる豊かな社会を目指すこと」、
「100年先の未来のために生物多様性豊かな森を広げること」を使命に活動しています。

天皇皇后両陛下のご来訪
アファンの森について2019/07/22
anfann
去る平成28年6月6日、全国植樹祭のために長野県をご訪問されていた両陛下は、森の再生を始めて30年目になる「アファンの森」にご来訪くださり、新緑深まる森を散策されました。

午前11時15分  アファンセンターへ御到着
anfann2
同センター内でご休憩ののち、アファンの森の成り立ちなどの写真パネルをご覧になられ、ニコルの案内によりアファンの森を散策されました。

初夏を思わせる晴天の中、木漏れ日が注ぐ森へ入ると、小鳥たちのささやきに耳を傾けながら、両陛下より「清々しく気持ちがいいですね」「素晴らしい森です」とお言葉をいただきました。
anfann3
ニコルをはじめ当財団スタッフは、両陛下をお迎えして緊張と感激で胸が張り裂けそうな思いでした。

C.W.ニコルは、英国から来日し、日本国籍を取得して21年。日本を愛し、森の再生のチカラを信じて30年活動してきたアファンの森を天皇皇后両陛下にご覧いただけましたことは、ニコルの人生の中で最も幸せで光栄なこととなりました。

この機会を励みに財団スタッフ一同、森の再生活動を通じて子ども達の笑顔と日本の未来のために一層の努力を続けて参ります。

以下、両陛下ご来訪直後に寄せたニコルの手記を紹介します。

 両陛下ご来訪に寄せて 

  午後4時になりました。ここは、アファンの森に建つアファンセンターです。センターの中はとても静かですが、森の様子に耳を澄ますと、小鳥のさえずりとカエルの鳴き声が奏でるにぎやかなコーラスに時折セミが割って入るのが聴こえてきます。
  天皇皇后両陛下のご来訪に合わせて準備と警備に携わった宮内庁の職員の皆さん、メディア関係者が森を離れると、上空を旋回していたヘリコプターも飛び去って行きました。
  本日は両陛下の行幸啓を賜り、大変光栄に存じます。わたしたちの森は、あたたかな日差しに包まれて素晴らしい天気に恵まれました。きらめく森の深い緑の間には、涼しく心地よい風が渡ってゆきます。森に暮らす生きものたちも、大切なお客様をおもてなしするかのように歌い、花々が咲き乱れています。
  わたしは、両陛下に森をご案内する大役をいただきました。森の維持管理を担当する石井敦司が、ご質問にお答えする際の補佐役として一緒に歩いてくれました。
  陛下は花や木々、そして森や池、小川の生態系についてたくさんのご質問をなさっておられました。ウッドチップを敷いた小道のこと、東松島や福島の子どもたちを森に招いていることなどについてもお話しいたしました。そして木の手入れのこと、林床にダメージを与えないようにすることの大切さなどにも話題が及びます。
  そして散策の最後、わたしたちの新しい仲間である馬の雪丸が、馬方の八丸健さん、下坂龍太さんとともに木材の馬搬を行いながら姿を現します…完璧なタイミングでした!
  陛下が雪丸にお近づきになりたいとおっしゃって、皇后陛下とともに森の中へと進まれました。そして陛下は雪丸に触れ、白いたてがみを撫でてくださったのです。
  両陛下とアファンセンターの中でお茶をいただきながら、陛下が馬と過ごされたご自身の経験について、また私のふるさとであるウェールズについてもお話を交わしました。
  「アファン」という私たちの森の名前がウェールズにあるアファン・アルゴード森林公園にちなんで名づけられたこと、二つの森は姉妹森として提携していることを、皇后陛下はご存知でいらっしゃいました。優しく微笑まれながら「ウェールズからニコルさんを追いかけて日本までやって来たケルトの妖精たちが、黒姫のアファンの森を気に入って住み着いているのかもしれませんね。」と、おっしゃってくださいました。

  財団のスタッフとわたしにとって、今日は魔法のような一日でした。
  みなさまも、アファンの森へ妖精たちに会いにいらしてください。
  目に見えない力で、ふしぎないたずらをみなさんに仕掛けてくれることでしょう。

2016年(平成28年)6月6日
一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団
理事長 C.W.ニコル

素晴らしい森がよみがえるには、
まず自然が見えること、感じることができる人が必要。
しかし自然音痴の人が今増えているのが心配です。

C.W.ニコル氏(C.W.Nicol:Clive William Nicol, MBE、1940年7月17日 - 2020年4月3日)

※Member of the Order of the British Empire(大英勲章第5位)

自称ウェールズ系日本人の彼は15歳の時に、イギリス柔道の父と呼ばれるG.K.(小泉軍治:1885年7月〜1965年4月)の姿を通っていた道場で3日間見続けたことで、強く優しく礼儀正しい素晴らしい日本人に興味を持ちました。それが、道を知り、日本人となって、日本の森を再生させる契機となりました。

C.W.ニコル氏の無事の昇天を願って止みません。

生彩ある人生@下段の注意20200103