おはようございます。
いかがお過ごし出でしょうか。
はやいもので、今日から8月が始まります。
熱い日々ですが、水分と塩分そして栄養を上手に取りながら、淡々と快活に過ごして参りましょう。

今朝は、平常心が道であるというお話です。
  要するに「平常心是道」とは、人間が考える価値即ち人間の欲望満足(意志・意欲)の追求に価値をおくのではなく、平常心(尽十方界の在り方)そのもの(無所得・無所悟)に無限の価値を見出すことであり、これこそ正に「仏道」の極意を表現しているのである。
  従って平常心是道である仏道は、尽十法界の真実即ち尽十方界真実人体そのものを実践すること、即ち人間性(自己満足追求)を超越(振り回されない)することである。
  言い換えれば自己満足の追求を放棄することであり、その唯一の方法が「只管打坐」即ち「無所得・無所悟(ただ生かされて生きている在り方)」の坐禅なのである。
  因みに最初にこの言葉を使い始めたのは馬祖道一(709〜788年)だとされている。

酒井得元老師提唱より聴き書『正伝の仏法』 改訂版
『正法眼蔵』と只管打坐(尾崎正覚著)「第犠 仏法の大意 6平常心是道」http://zazen-ozaki-syokaku.c.ooco.jp/textbook.html
より転載

柔道家の大野将平氏(1992年2月生)の発言の「準決勝、決勝と延長戦で、自分の中でも感じたことのない恐怖の中で戦っていましたし、その中で勝ちを拾ってこれたのは、何か実力以外の部分もあったのかな、と感じてしまいます」に、求道者の姿を垣間見ることができました。ざっくばらん、素直で正直、そして熱烈。しかしながら、ゆったりしています。 私見によれば、「素直で正直」が一番、この社会で生活している私たちには難問だと思っています。素直ぽさや正直ぽさを発揮しているのは目にしますが、中々本物にはお目にかかれないものです。「ーぽさ」を見抜いて、危うきに近寄りませんように。自分を正しく見つめているのなら、あらゆる先入観(色眼鏡)を捨象して、眼睛をつくるがごとく人間を正観できます。
【優勝インタビュー】連覇の大野将平「“自分は何者なのか”と証明する戦いができた」
(スポーツニッポン新聞社 2021/07/26 20:43)
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c スポーツニッポン新聞社 <東京五輪・柔道柔道男子73キロ級>金メダルの大野将平は堂々とマットを引き揚げる(撮影・小海途 良幹)
◇東京五輪第4日 柔道男子73キロ級(2021年7月26日 日本武道館)

 柔道男子73キロ級の大野将平(29=旭化成)が、決勝戦でシャフダトゥアシビリ(ジョージア)を破り、金メダルに輝いた。16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得し、今回の柔道代表では唯一となる五輪2連覇を達成。日本選手では、斉藤仁、野村忠宏(3連覇)、谷(田村)亮子、内柴正人、谷本歩実、上野雅恵に次ぐ7人目の快挙となった。

 激戦を振り返った大野が、優勝インタビューに臨んだ。

 ―決勝は死闘だった。

 「リオデジャネイロ五輪を終えて、苦しくて、つらい日々を凝縮したような、そんな一日の戦いでした」

 ―最後は、天井を見ていた。

 「私も29歳となって、ベテランと呼ばれるところまで来た。この柔道の聖地、日本武道館で試合できることも少なくなってきていると自分自身で理解していたので、この景色を目に焼き付けておこうと思って、天井を見ました」

 ―強かった。

 「自分の中で本当に悲観的な思いしかなくて、不安でいっぱいで、昨年から過ごしていた。この一日で報われたとは思っていませんし、まだ私の柔道人生は続いていくので、今後もやはり自分を倒す稽古を継続してやっていきたい」

 ―美しい日本の柔道にこだわった5試合だった。

 「後半は厳しい戦いが続いて、五輪という場で理想を体現することの難しさを感じましたし、私自身まだまだだな、と思いました」

 ―再び日本武道館で五輪が行われた。

 「私自身、柔道人生を歩んできた道が『講道学舎』で、前回の東京五輪と非常に縁があって、運命を感じることのできる柔道人生だったので、それは一番のモチベーションであって、1年延期というのも乗り越えて、きょうまでやってこられたと思います」

 ―ファンに金メダルの報告を。

 「賛否両論あることは理解しています。ですが、我々アスリートの姿を見て、何か心が動く瞬間があれば、本当に光栄に思います。まだ、混合団体がありますので、それまで気を引き締めて取り組みたいと思います」

 ―リオ五輪と金メダルの感じ方は違うか。

 「子供のころ、好きで始めた柔道がリオ以降は嫌いになって、何のために稽古をやっているのだろうと自問自答する日々でした。この大会も“自分は何者なのか”ということを確かめるため、証明するために戦うことができました

 ―日本武道館で、君が代を聞いた。

 「身近に複数の金メダルを獲っておられる方々がたくさんいらっしゃいますので、自分なんか、まだまだだなという思いの方が強いです」

 ―井上監督と抱き合った。今朝はどんな話を。

 「一言です。平常心と、それだけで戦いました」

 ―最後は気持ちだった。

 「準決勝、決勝と延長戦で、自分の中でも感じたことのない恐怖の中で戦っていましたし、その中で勝ちを拾ってこれたのは、何か実力以外の部分もあったのかな、と感じてしまいます

 ―金メダルは、誰に見せたいか。

「母親には電話できたのですが、親に見せたいですし、これから柔道を志す子供たちに何か勇気を与えるものなら、うれしく思います」

 ―子供たちにメッセージは。

 「やはり柔道という競技。私も一年半ぶりぐらいですね。柔道の試合に出て、改めてきついな、しんどいな、と感じました。でも、そのつらさ苦しさを乗り越えた先に、何か学べるものがある。日々の稽古を頑張ってほしいです」

大きな笑顔で、よき8月のスタートを。
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