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大斎原(おおゆのはら)@熊野本宮大社
明治22(1889)年の大洪水まで熊野本宮大社があった旧社地


「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知ることができます。山根治ブログ 2021年08月24日号http://yamaneosamu.blog.jp/archives/10184199.html)から転載させていただきます。「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
コメント・メール(16)です。

山根治さま

コメントメール(11)において、出雲風土記について触れ、知ったかぶりを書いたが、貴公開メール(20)の中で、「(別添)の文化の街−松江」を読み、大いに感じるものがありました。国引きや飫宇の入海創成神話で、出雲風土記の奥行の深さや、大兄の博識ぶりについて、大いに啓発されると共に、出雲弁の持つ味わいが、成程と感じ得た次第です。

『謎の出雲帝国』の中で、『古事記』はシュメール語だと、吉田大洋が論じており、出雲神族の伝承を継ぐ、直系の子孫は富家で、出雲王朝の始祖だと、学ぶことができました。この本の解説を書いた,能澤壽彦という人は、拙著の昔からの読者で、30年来の友人だから、古神道やシュメール問題に関し、意見を交換した仲間だし、縁の深さを実感しました。

実は私の左目は縦に割れ、幼い頃にはそれが目立ち、色目と揶揄われたので、私の祖先はシュメーだと思い、その方面について調べた時に、能澤さんを知ったのです。奇遇とでも言えるが、、彼との話題で後藤新平も、同じように目が青色系で、皮膚の色も白かった話は、鶴見和子さんから聞いて、それを教えてくれました。

彼は後藤新平全集の編集に加わり、『謎の出雲帝国』に「解説」を書き、出雲王国の末裔である、富常雄に親しく交友した、吉田大洋に何度も取材し、神道に詳しい編集者です。また、富常雄は『サンケイ新聞』の出版次長で、大国主命の直系であり、真正の出雲大社の本家は、、千家ではなく富家が正統だし、古代伝承を暗誦している、稀有の価値を持つとか。

 コメント・メール(10)に書いたが、私の母の本貫は津和野で、父の系譜は平泉の藤原に属し、祖父の眼も青の虹彩を持ち、後藤新平や伊達政宗も、目の色が青かったそうです。また、空海の眼は不明ですが、佐伯は山人の系列で、中東系の種族に属し、ミトラ教の流れを汲む、マニ教に関心を持って、遣唐使として長安に行き、一度目の渡航は境港から、渤海国経由だったのです。

 愛媛から備中を経て、古代の出雲への道は、銅や鉄の資源地帯で,それは空海の道に重なっており、コメント・メール(12)で触れた、佐藤任氏と論じた話題です。和歌山や熊野の問題は、出雲の神話だけでなく、出雲風土記とも直結し、そこに弘法大師が加われば、興味深い歴史が蘇り、神話の国出雲に加え、新しい観光資源が生まれます。

 しかも、本庄工区埋め立て問題は、コメント・メール(14)で触れた、中海干拓の疑惑の主役である、富岡壽雄松江市長が、山口組の舎弟として、神戸市の助役だった話に、ずばり結びつくのです。神戸のポートアイランドは、山口組の埋め立て利権で、神戸空港の建設工事に、深い関わりを持っており、その背景に関西空港建設が、深く結び付いていました。

 阪神大震災を検証した、地質学的な考察をして、関西空港を論じた時に、空港建設決定の前段階で、淡路島や葛城山地周辺は、埋め立て用の土塊用に、田中角栄の系列会社が買い占めた。その件については、『日本沈没と日本崩壊』に、レポート(第三章)して置いたが、田中派の中枢に陣取り、観察していた竹下や青木は、その手口をどんな形で、出雲で活用したのだろうか。

 神戸で実績を積み重ね、その手腕を出雲に持ち帰り、松江市長になった富岡に、元首相や官房長官が、どんな形で影響を及ぼし、埋め立て事業に活用して、利権作りに利用したのか。しかも、暴力団や同和関係者が、最も得意な産業廃棄物を使い、埋め立てをする工事では、ダンプによる輸送を始め、整地作業で荒稼ぎのし放題です。

 農地づくりの干拓では、八郎潟や印旛沼の埋め立てで、失敗を積み重ねており、工業団地用の土地造成が、誘致に失敗して売れ残り、カジノや万博の開催地に、東京や大阪では化けました。別添の「文化の街ー松江―」で、本庄区間の埋め立てが、富岡松江市長を通じて、神戸の埋め立て事業に、連結していた以上は、水の都の松江は雛形であり、干拓利権のハニートラップですね。

 松江は西日本だから、山口組の縄張りに属し、竹下や青木が背後から、松江市長を操ることを通じて、干拓事業を手掛けたが、産業廃棄物の捨て場は、闇の世界にとって甘い蜜です。東国の雄の稲川会は、横浜と東京が縄張りで、東京湾の埋め立て工事が、甘い蜜を提供したから、横浜で足場を築づき、菅は首相に成り上がり、安倍と一緒に食い荒らし、日本を亡国の淵に導きました。

折から目の前では、横浜市長選挙があり、スガーリンが全力投球で、応援した候補が大惨敗して、無能さと暴虐政治で、日本を滅茶苦茶にした、菅政権は破産宣告です。これでゾンビ政治は、断末魔の瞬間を迎え、東京「五臨終」大会が、葬式の幕引き役を果たし、同じ時に松江における、ボッタクリ弁護士にも、相似象が連鎖反応を導いて、魑魅魍魎の厄払いでしょう。

私は17年も昔になるが、『小泉純一郎と日本の病理』を出し、ゾンビ政治に破産宣告して、ベストセラーになったのに、二か月で本は姿を消し、焚書との噂まで流れました。この本の「まえがき」には、「ワルピュルギスの夜」を描き、次のようなゲーテの文章を採録し、当時の政情を重ね合わせ、「鎮魂」の言葉にしました。

風は静まり星が消える   The wind is hushed, the stars die,

悲愴な月は隠れたがる  The melancholy moon hides in the sky,

魔の合唱がざわめいて  While crowds of wizards whizzing by

無数の火玉が炸裂する  Make sparks of sputtering fire fly.


昨今の日本の光景は、魑魅魍魎の断末魔が、至る所に出現させた、乱暴狼藉の宴の跡により,臭気芬々で耐え難く、大掃除が必要であり、Deconstruction(脱構築)が不可欠です。この醜悪な故国には、『日本に巣食う病神疫たちの正体』が、至る所に露呈しており、これからの数年間は、見るに堪えない出来事が、次々と現れては消え、目まぐるしい限りでしょう。

これは歴史の陣痛だし、新しい生命の誕生には、生みの苦しみを伴うが、もしも死産で終わるなら、母体が乱れ過ぎたため、永劫回帰のリズムが、狂ってしまったからです。目先の欲望のために、行き当たりばったりな、乱痴気騒ぎに明け暮れ、堅実な未来への投資が、等閑状態になったせいで、次の世代のことを考える、夢や理想がなかったのです。

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