Tamatsukuriyu-jinja,_torii
玉作湯神社


「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知ることができます。山根治ブログ 2021年12月10日号から転載させていただきます。「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
冠省.  貴兄からのメール(29)で、菅義偉について 

 「カネだけ、今だけ、自分だけ」という、我利我利亡者」

と評されているのは、まさに我が意を得たりの感がありました。…こそ、「カネだけ、今だけ、自分だけ」の我利我利亡者そのものだったからです。
 我利我利亡者であるのは菅義偉とか…だけではありません。小泉純一郎、森喜朗、安倍晋三と続く、自公連立政権そのものが「カネだけ、今だけ、自分だけ」の我利我利亡者であったということです。  
 それがこの度の衆議院議員総選挙でドジを踏んだ。
 民主党の分断を図り、公明党の代わりに労働組合(連合)を与党内に取り込もうと長年にわたって画策していたことを一気に成就させようとして放った大バクチが、亀井亜紀子のソックリさん・亀井彰子による公職選挙法違反事件でした。
 ソックリさん事件は、いまだ事件として表面化してはいませんが、事件として表面化する前に、菅義偉が放った大バクチは失敗に終ることでしょう。いかさまバクチのカラクリが明らかになったからです。  
 何故か? いかさまバクチのカラクリが明らかになったとはどういうことか?
 連合のトップとして新しく選任された芳野友子会長が総選挙直前になって
 “原発に反対している共産党と手を結んでいる政党は支持しない”
などと、総選挙にあたっての野党間の選挙合意をブチ壊すようなことをヒステリックに公言したからです。このような行為は、全国の労働者のトップとしてあるまじき行為です。  
 かつて小泉純一郎が、自民党をぶっ壊す、などと大嘘をついて、郵政民営化一本に絞ってヒステリックな総選挙をやったことと瓜二つです。

 亀井彰子というインチキ候補の化けの皮は剥がれています。いかさまバクチのネタがバレてしまっているということです。このインチキ候補を実際に用意したのが連合島根ですので、ほどなく連合島根から、間違ったことをしたとする声明が発せられることでしょう。

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