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弘法大師修法図(1844〜47年ごろ) 
葛飾北斎(画狂老人卍) 83〜86歳ごろ
弘法大師(空海)がその法力を持って鬼(厄難)を調伏する様子


「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知ることができます。山根治ブログ 2022年2月25日号から転載させていただきます。「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」“Life is short, and Art [of medicine] long; the crisis fleeting; experience perilous, and decision difficult. The physician must not only be prepared to do what is right himself, but also to make the patient, the attendants and the externals cooperate.” と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
コメント・メール(39)です。

 山根治さま


『日本のゾンビ政治の病理』の、電子版緊急出版のご案内


 本書は『山根治ブログ』で公開した、藤原肇と山根治の交信録を底本に、藤原肇の公開手紙を抽出して、編集したものであるが、岡倉天心の『茶の本』を真似し、英語版から和訳したいと願った。だが、私の無力と怠慢のため、特に【休憩室】の進行が遅れて、英語版が中々に完成しないまま、原本の日本語の手紙だけで、まとめられたものである。

 そこで応急措置として、英語版が出来上がるまで、【休憩室】が未完成ではあるが、手紙文の部分だけを公開し、ゆっくりと完成を目指して、仕事を進めて行こうと考えた。第一の理由は視力の衰えで、書き進むのが困難だが、私が書いた手紙の部分は、情報として貴重であり、心ある記者仲間に提供し、調査報道を進めて欲しいからだ。

 しかも、権力による言論弾圧は、安倍内閣により最悪になり、警察や検察の横暴烈化に加えて、裁判所の骨抜きが進んで、日本の司法の空洞現象は、目を覆うほどの状況に陥った。2022年2月15日の判決で、松江地裁の三島恭子裁判長は、「山根治ブログ」の記事に対し、削除を命じる仮処分を決め、山根発言の一部削除を命令した。

 山根治はこれまでに、削除しない日の一日換算で、11万円の支払いを命じられ、これまで3百万円の追従金が、積み重なってきたという。これは理不尽な決定であり、資金面での締め上げであり、こんな横暴が罷り通れば、言論の自由が扼殺されるので、山根は公開メール(44)に、次のように書き込んでいる、

 「それは…に対して、山根治の発言した内容が、名誉棄損だとする訴訟事件では、私が書いた【ボッタクリ】も、削除の対象に指定され、山根ブログの発言を削る決定だった。この判決を読んだ山根は、【・・・三島恭子裁判長は、貴兄からのコメント・メールの削除を命じたり、私のブログ記事に添付した「意見書」の削除を命じたり、まさにハチャメチャです。
 貴兄の意見表明は、確度の高い機密情報(インテリジェンス)に基づくものであり、私の「意見書」は、私の目の前で繰り広げられた公務員による「特殊詐欺」について述べたものです。の名誉が毀損されることと何の関係もありません。もともと、が私を訴えた裁判(名誉毀損による損害賠償請求事件)は、私の口封じを目的になされたもので、タメにする裁判の典型例でした】
と講評している。

 それにしても、この種の言論への弾圧は、今の日本では日常茶飯事で、メディアが取り上げないために、時間が経過するに従って、急速に風化し忘れられてしまう。それを見越した権力者は、弾圧の度合いを強化して、批判する口を塞ぐために、国民が住む生活の場は、収容所列島になり果て、この世の地獄が出現してしまう。

 ここで時間を無駄にすると、ゾンビ退治が行われずに、日本の崩壊が急速に進み、取り返しがつかなくなって、より悲惨な状態に陥り、亡国の悲哀を味わうことになる。安倍などのゾンビ一派が、監獄にぶち込まれるか、私の寿命が終わるかは、天のみが知ることだが、若い世代に使命を託して、この形で公開した次第である。
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(追記)藤原肇の宇宙巡礼 掲示板より
(引用開始)・・・・・・
新刊のご連絡 ▲2▼
1 :ヒロイエ :2022/02/26(土) 18:30:21
転載です。
 コメント・メール(39)です。本書は『山根治ブログ』で公開した、藤原肇と山根治の交信録を底本に、藤原肇の公開手紙を抽出して、編集したものであるが、岡倉天心の『茶の本』を真似し、英語版から和訳したいと願った。だが、私の無力と怠慢のため、特に【休憩室】の進行が遅れて、英語版が中々に完成しないまま、原本の日本語の手紙だけで、まとめられたものである。
 そこで応急措置として、英語版が出来上がるまで、【休憩室】が未完成ではあるが、手紙文の部分だけを公開し、ゆっくりと完成を目指して、仕事を進めて行こうと考えた。第一の理由は視力の衰えで、書き進むのが困難だが、私が書いた手紙の部分は、情報として貴重であり、心ある記者仲間に提供し、調査報道を進めて欲しいからだ。
 しかも、権力による言論弾圧は、安倍内閣により最悪になり、警察や検察の横暴烈化に加えて、裁判所の骨抜きが進んで、日本の司法の空洞現象は、目を覆うほどの状況に陥った。2022年2月15日の判決で、松江地裁の三島恭子裁判長は、「山根治ブログ」の記事に対し、削除を命じる仮処分を決め、山根発言の一部削除を命令した。
 山根治はこれまでに、削除しない日の一日換算で、11万円の支払いを命じられ、これまで3百万円の追従金が、積み重なってきたという。これは理不尽な決定であり、資金面での締め上げであり、こんな横暴が罷り通れば、言論の自由が扼殺されるので、山根は公開メール(44)に、次のように書き込んでいる、
 「それはXX弁護士に対して、山根治の発言した内容が、名誉棄損だとする訴訟事件では、私が書いた【ボッタクリ】も、削除の対象に指定され、山根ブログの発言を削る決定だった。この判決を読んだ山根は、【・・・三島恭子裁判長は、貴兄からのコメント・メールの削除を命じたり、私のブログ記事に添付した「意見書」の削除を命じたり、まさにハチャメチャです。
 貴兄の意見表明は、確度の高い機密情報(インテリジェンス)に基づくものであり、私の「意見書」は、私の目の前で繰り広げられた公務員による「特殊詐欺」について述べたものです。詐欺師・XXXX弁護士の名誉が毀損されることと何の関係もありません。もともと、詐欺師・XXXX弁護士が私を訴えた裁判(名誉毀損による損害賠償請求事件)は、私の口封じを目的になされたもので、タメにする裁判の典型例でした】と講評している。
 それにしても、この種の言論への弾圧は、今の日本では日常茶飯事で、メディアが取り上げないために、時間が経過するに従って、急速に風化し忘れられてしまう。それを見越した権力者は、弾圧の度合いを強化して、批判する口を塞ぐために、国民が住む生活の場は、収容所列島になり果て、この世の地獄が出現してしまう。
・・・・・・(引用終わり)
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