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「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知ることができます。山根治ブログ 2022年11月17日号http://yamaneosamu.blog.jp/archives/16565781.html)から転載させていただきます。「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」“Life is short, and Art [of medicine] long; the crisis fleeting; experience perilous, and decision difficult. The physician must not only be prepared to do what is right himself, but also to make the patient, the attendants and the externals cooperate.” と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
コメント・メール(66)です。

 山根治さま

 前便の末尾に書いた通りで、『オリンピック青春記』のRepriseに、統一教会と安倍の射殺に関した、安倍三代記を総括しましたが、この三代の中間に位置する、安倍晋太郎が曲者なのに見落していたのが盲点でした。それは安倍家三代のうちで、彼だけが外相で終わり、首相にならなかったから、見落としていたのだが、統一教会の狙いとしては、彼を首相に仕立て上げて、日本乗っ取りを企てたのです。
 その手始めとしては、日本の政権与党である、自民党の内部に浸透し、秘書を通じ議員に影響を及ぼして、政策のイニシアチブを取り、統一教会の国教化を通じ、国家復帰実現の達成を目指す。だから、統一教会の教義には、半島の韓国はアダムで、男性のペニスを象徴しているし、島国の日本はイブの国であり、女性の性器を表すから、全身を捧げる存在のイブは、アダムに奉仕すると言及します。
 それだけに終わらずに、統一教会の最終目標は、国家と教会の分離を廃止し、統一教会の信徒により、統治される世界政府の手で、朝鮮語を世界語にする、統一原理の政府を樹立して、半島を第三のイスラエルにする。また、教団の国家復帰の意味は、「真の父母様の主権によって、国家全体の統括のため、議員には原理教育を施し、人類は教祖夫妻に侍るのであり、これは宗教を装う奴隷制です。
 ところが、自民党議員の過半数は、統一教会に絡め取られ、岸田内閣の閣僚の大半が、この邪教に関係を持ち、政策協定にも署名して、選挙支援を受けており、自民党は亡者政権そのものです。しかも、自民党議員を代表して、統一教会に感謝を表し、邪教の教祖に花束を捧げて、「マザー・ムーン」と崇め讃えた、山本朋広なる痴呆議員が、劣悪な恥晒しまでしています。
 これだけ邪教にのめり込み、閣僚が次々と辞任して、恥晒しをしているのに、残る閣僚の多くが問題議員だが、岸田は解任する勇気がないし、ズブズブ議員の萩生田に、鼻面を引き回されています。破廉恥な政調会長が、首相を指図する光景は、見るも無惨と言うしかないし、そこに亡国日本があり、ゾンビ政治が露呈して、カルト支配の醜悪な、自公体制の因果が祟っています。
 それに輪をかけたのが、松江が根城の細田博之で、こんな愚劣な破廉恥男に、衆議院議長を任せた醜態は、日本の政治が劣悪を極め、魑魅魍魎の巣窟であり、いかにPariah(賤民)的かを証明しています。この売国体制を築いたのが、安倍の長期政権であり、祖父の代から三代続いてきた、安倍一家の腐れ縁だと、佐藤章 元朝日の記者は、その汚れた癒着関係に関し、鮮やかな構造解析をしています。
https://www.youtube.com/watch?v=1ryD0svbj44
 日本を隣国の邪教に、売り渡した犯罪を論じ、それを『国賊を国葬した国』で、タイムリーに論証したのだが、日本のメディアは黙殺し、書評する勇気がなくて、売国奴を国葬する愚行が実現しました。また、せっかく村上誠一郎が、「安倍の政権運営が、財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した国賊だ。」と発言しても、自民党やメディアが結集して、証言記録を抹殺したのです。
 安倍を国賊と指摘して、輿論がまともになりかけ、自浄化が進むと期待したが、自民党は彼を袋叩きにし、批判の声を塞いでしまい、ゾンビの悪足掻きで、日本は自滅に突き進んでいます。国民を裏切る背信には、意味論的に弱いものから、1)買弁(山根注)、2)裏切り、3)売国奴、4)国賊と並び、安倍や自民党の正体が、国賊レベルに達しており、許される存在ではありません。
 だから、天誅が下ったのであり、この天誅の日の7月8日に発売になった『紙の爆弾』には、「時代遅れの核発想と究極の安全保障」が、記事として掲載されて、興味深いシンクロニシティでした。というのは、ウクライナ戦争の進展と、習近平の台湾進攻が、時の話題を賑わせており、核兵器問題が論じられ、それに破産宣告したのが、私が発表した論考だからです。
 しかも、数日前に台北から届いた、「民主台湾回憶録」という本には、この日本語の記事と共に、英訳記事が掲載されており、今後の世界情勢に対し、影響を及ぼすかも知れません。また、この本の目録(目次)には、『紙の爆弾』の八月号の表紙が、写真入りで掲載されており、日本の腰抜けメディアにも、時には時限爆弾として、貢献する言論があるのだと、世界に告げているのです。
 統一教会や国賊問題は、『国賊を国葬した国』で、かなり詳しく論じたし、私としては問題提起は一段落し、後は国内を活躍の場にする、若い記者たちに任せ、世界的な視野に戻ることだと思います。また、安倍家三代に関しては、『オリンピック青春記』のRepriseをベースに、『安倍晋三の射殺と三代の腐れ縁』と題し、世界の読者の期待に応じ、単行本にする予定をしています。

(山根注) 買弁(ばいべん。清朝末期の1800年代から1940年代にかけて、欧米列強(銀行や商社)の対中進出や貿易を支援した中国人商人のこと。転じて、外国資本に追随し、自国の利益を損なうような行為や人物のことを指す。)−ウィキペディアより

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