本多静六氏(1866年8月〜1952年1月)は、日本の「公園の父」といわれる人物で日本最初の林学博士です。
日比谷公園を始めとして、大沼公園(北海道)・鶴ヶ城公園(福島県)・羊山公園(埼玉県)・明治神宮(東京都)・臥竜公園(長野県)・卯辰山公園(石川県)・大濠公園(福岡県)など80の公園の設計・改良・整備計画を指導しました。

収入の1/4 は必ず貯蓄をし、貯金と株式投資によって40代で分散投資を実施し数百億円という未来からのリターン(資産)を築き、退官を機に匿名でほぼすべてを教育、公共の関係機関に寄付したことでも知られています。また、日々1 ページ原稿を書くことを常としたため、300冊を超える著作があります。『森林と樹木と動物』の「山(やま)と人(ひと)」には物事の本質が記されています。名著です。

次の博士の言葉は、名言として広く語り伝えられています。
人生は生ある限り、これすべて、向上への課程でなくてはならない。社会奉仕への努力でなくてはならない。もし老人のゆえをもって、安穏怠惰な生活を送ろうとするならば、それは取りも直さず人生の退歩を意味する。

他人との比較で自分を疲れさせてはいけない。
人並み外れた大財産や名誉は、幸福そのものではない。
人生最高の幸福は、社会生活における愛の奉仕にのみ生じる。わかりやすくいえば他人のために働くことだ。

本多博士の人生は、生彩る人生であったに違いありません。

Ginkgo_biloba_-_Hibiya_Park_2[1]
首かけイチョウは、日比谷公園内(千代田区)に生育するイチョウの巨木で、推定樹齢は400年以上。かつての生育場所は現在の日比谷交差点付近であったが、1901(明治34)年)に市区改正設計によって日比谷通りの拡幅工事に伴って伐採されようとしていたこの木を、東京市参事会議長星亨(1850年5月〜1901年6月)に対して、本多博士が「私の首をかけよう」と主張して移植して救ったのがその名の由来です。約4丁(450メートル)を25日間かけて移動したそうです。


閑話休題(それはさておき)


2002年から子らが売られる社会をなくそうと活動を続けている人々がいます。彼らは、なぜ子らが売られる問題が起きているのか、どうしたら解決できるのかを常に問い続けています。考えて変わり続けること、あきらめないことを強みとして、進化し続ける彼らを応援したいと思います。
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト定款

第1 章 総 則
(名称)
第1条 この法人は、特定非営利活動法人かものはしプロジェクトという。
(事務所)
第2条 この法人は、事務所を東京都渋谷区に置く。
(目的)
第3 条 この法人は、世界中の子どもや若者達に対して、強制的な商業的性的搾取を中心とした児童労働、人身売買の被害にあうことを防止するための事業を持続的かつ発展的に行い、より多くの子どもや若者達が未来への希望を持って生きられる世界を実現させることを目的とする。

(特定非営利活動の種類)
第4 条 この法人は、第 3 条の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
(1)国際協力の活動
(2)地域安全活動
(3)職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
(4)災害救援活動
(5)社会教育の推進を図る活動
(6)人権の擁護又は平和の推進を図る活動

(事業の種類)
第5 条 この法人は、第 3 条の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1)世界の児童買春、児童労働、人身売買の被害にあうリスクの高い子どもや若者を保護する事業
(2)保護した子どもや若者達の経済的自立をサポートする職業訓練事業
(3)日本の人々が世界の人々の生活、文化等を知ったり、スタディーツアー等により世界の人々と交流する事業
(4)日本の人々が開発協力における望ましい姿勢について考えるための、ホームページ、メールマガジン、会報、出版、セミナー等による普及啓発事業
(5) 国際機関、政府及び地方自治体の国際協力に関する政策等に対する提言する事業
(6)目的を同じくする他団体等との情報交換や目的を同じくする他団体等との情報交換や他団体への組織支援、他団体への組織支援、他団体と連携した協働他団体と連携した協働事業事業
(7)生活向上をめざす人々が作る生産物の普及または紹介を通じた雇用創出事業生活向上をめざす人々が作る生産物の普及または紹介を通じた雇用創出事業
(8)世界各国の児童買春・人身売買問題に関わる調査事業世界各国の児童買春・人身売買問題に関わる調査事業
(9)その他目的を達成するために必要な事業その他目的を達成するために必要な事業
https://www.kamonohashi-project.net/wp/wp-content/themes/kamo/pdf/teikan.pdfより

団体概要
名称: 認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクト
(英語表記:Specified Nonprofit Corporation Kamonohashi project)
※かものはしは2014年より東京都より認証を受けた認定NPO法人です
所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-5 長谷部第一ビル402号室
連絡先:TEL : 03-6277-2419(代表) FAX : 03-6277-2519
E-mail : info@kamonohashi-project.net
役員
理事長: 本木 恵介(共同創業者)
理事: 村田 早耶香(共同創業者);青木 健太(NPO法人SALASUSU共同代表);伊藤 健(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教、AsianVenture Philanthropy Network日本アドバイザー)
監事: 樋口 哲朗(樋口公認会計士事務所 所長);山本 龍太朗(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士)
スタッフ
日本事務所:11名 (2019年7月現在)
サポーター
正会員:37名 サポーター会員:約10,000名 ボランティア登録:約1,200名 (2019年7月現在)
定款・規程:定款(PDF:337KB) 情報公開規程(PDF:175KB

「人生最高の幸福は、社会生活における愛の奉仕にのみ生じる。わかりやすくいえば他人のために働くことだ」とう語った本多博士の言葉がごだまします。

時間というエネルギーを上手く使うことで、未来からリターンをいただく、未来を切り開くって素的ですね🎶
さあ、大きな笑顔で、希望を最大化して参りましょう。


生彩ある人生@(白330)縮小下部広告注意