「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士（1938年生）と会計士の山根治氏（1942年生）の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知ることができます。 山根治ブログ2023年12月5 日号（http://yamaneosamu.blog.jp）から転載させていただきます。「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」“Life is short, and Art [of medicine] long; the crisis fleeting; experience perilous, and decision difficult. The physician must not only be prepared to do what is right himself, but also to make the patient, the attendants and the externals cooperate.” と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
冠省． 久しぶりにペンを執りました。この間（かん）、池田大作が亡くなり、キッシンジャーがこの世を去っていきました。この二人は、……が二度にわたって私を社会的に抹殺（Character Assassination）した（注１）ことと密接に絡み合っている人物です。
池田大作は▽▽が持ち込んできた中国古陶磁800点（1600億円）の件で、強烈な印象を私に残していますし、キッシンジャーについては、アメリカ・サンディエゴのインターコンチネンタルホテルで４日間、ユリ・ゲラー、マリア・クーパー・ジャニス（ピアニストのバイロン・ジャニスの妻、ゲーリー・クーパーの一人娘）、フォード元大統領と共に過ごしたことが忘れられません。
池田大作とキッシンジャーに共通する点は、カリスマ性を帯びた稀代の策士であり、アメリカのトランプ元大統領と同様のサイコパス（注２）であったことです。
……がサイコパスであることについてはすでに公開メール−（73）･（92）で述べているところですが、カリスマ性のかけらもない詐欺師である点でこの三人とは異なっています。
中曽根康弘が亡くなり、続いて安倍晋三、青木幹雄がこの世を去っていきました。この三人は、それぞれ総理大臣、闇のキングメーカーとして、位人臣を極めた人物ですが、三人とも政治家になる前から闇社会にどっぷり漬（つか）り、死ぬまで闇社会の代弁者として蠢（うごめ）いていた連中です。彼ら三人の政治権力の源泉は、闇社会（アンダー・グラウンド・ソサイアティ）からの資金（ブラック・マネー）でした。ブラック・マネーも国内だけでなく、インター・ナショナルな巨額なものでした。
国際的なブラック･マネーに関わっていたのは、島根の山林王・田部長右衛門（22代、23代）、絲原武太郎（13代）及び櫻井三郎衛門（12代）の三名。中でも戦後３期にわたって島根県知事を務めた田部長右衛門朋之（23代）は、島根県財政の権限を田部一族で握り、島根県の公金を田部一族の利権のために費消するという、いわば公金の詐取・横領を臆面もなく実行した人物です。25代XXは“スーパー坊ちゃん”を自称し、松江商工会議所の会頭として島根県の政治経済界に君臨しており、島根県自民党支部連合会を牛耳るだけでなく、公益企業である山陰合同銀行、一畑電気鉄道、山陰中央新報、ＴＳＫ山陰中央テレビを支配下において、県知事であった祖父・朋之同様、島根県の利益・財産を田部一族に取り込むのに余念がありません｡
田部長右衛門朋之（23代）とインター・ナショナルなブラック・マネーとの結びつきは、満鉄利権に絡むもので、笹川良一と児玉誉士夫と結託したことによるものです。田部長右衛門朋之（23代）の後に島根県知事になった伊達慎一郎（松江商業、東京帝大卒）と恒松制治（京都帝大、陸軍中野学校卒）は、私とは公私とも密接な関わりがあり、私が冤罪で有罪になったことにも密接な関連がある人物です。詳細については別稿に譲ります。
……の尻馬に乗って、私の本拠地・山根ビルの地上げを行ったブローカーの▽▽は、満鉄利権絡みから大田の恒松一族と青木幹雄に食い込み、田部長右衛門朋之（23代）、櫻井家、絲原家とも接触を持ち、闇のブローカーとして利権の分け前にあずかっていた人物です。
▽▽は同時に、暴力団山口組（山健組）の輩下となり、山口組の利権（島根原発利権）の分け前にもあずかっていた人物です。山根ビルの地上げに際して、△△とトラブった際に、ケツ持ちは山口組だとばかりに山健組の代紋をチラつかせて私を威嚇したのが▽▽でした。
山根ビルの地上げを行った△△は、ヤクザ仲間として▽▽とは長い付き合いのある人物で、地上げ（マンガン鉱山採掘権、金鉱山採掘権、離島、高野山墓地）だけでなく、宗教法人・社会福祉法人の売買、２兆円規模のＭ資金利権、あるいは盗品故買（刑法256条）の恐れのある物品（ラファエロの聖母子像、毛利家の財宝、日蓮宗の本尊、国宝クラスの古仏像）にも深く関わっていたようです。モグリの不動産業者であり、古物商として盗品故買に数多く関わっていた〇〇が私のところに持ち込んだ横田の岩屋寺の銅鑼（どら。寛永年製）も、あるいは▽▽が深く関わっていたかもしれません。
〇〇が30万円で岩屋寺の銅鑼を持ち込み、ＴＳＫの25代XXと組んで私の所有する不動産を詐取しようとしたことによって、戦後の島根を覆っていた闇が切り開かれたようです。いわば、パンドラの箱が開いたのです。
（注１）（�（神�８年、冤罪で逮捕有罪に、�⇔疣贈鞠�、冤罪で有罪に）
（注２）サイコパス。中野信子氏は、「サイコパス」について、以下のような人物像を
指摘している（中野信子著『サイコパス』文春文庫。P.3〜P.4）。
「ありえないようなウソをつき、常人には考えられない不正を働いても、平然と
している。ウソが完全に暴かれ、衆目に晒されても、全く恥じるそぶりさえ見せず、
堂々としている。それどころか、「自分は不当に非難されている被害者」「悲劇の渦
中にあるヒロイン」であるかのように振る舞いさえする。
残虐な殺人や悪辣な詐欺事件をおかしたにもかかわらず、全く反省の色を見せな
い。そればかりか、自己の正当性を主張する手記などを世間に公表する。
外見は魅力的で社交的。トークやプレゼンテーションも立て板に水で、抜群に面白
い。だが、関わった人はみな騙され、不幸のどん底に突き落とされる。性的に奔放で
あるため、色恋沙汰のトラブルも絶えない。
経歴を詐称する。過去に語った内容とまるで違うことを平気で主張する。矛盾を指
摘されても「断じてそんなことは言っていません」と、涼しい顔で言い張る。」
また、アメリカのトランプ大統領について中野信子氏は、具体的にこの人物がサイ
コパスであることを論じている。中野信子「トランプはサイコパスだった」−（文藝
春秋２０１７年３月号）
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