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「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知る機会を得ました。藤原博士によると、2025年2月20日(木)に『 山根治ブログ』がバンされたのは、 山根氏に届いた【ご利用停止のお知らせ】メールに記載された理由、すなわち【利用規約 第1.4条(禁止行為)およびlivedoor Blog ガイドライン(禁止事項) に該当していたため】とのことです。『山根治ブログ』が利用できない間、藤原博士はnoteの藤原肇 Hajime Fujiwarに寄稿なさっています。2025年4月24日号「【No.115】DSの手先・堀江貴文と揉み消された野口英昭の怪死事件」から転載させていただきます。そこでは、山根氏から藤原博士に届いた【藤原肇さんへの公開メール − (181)】が公開されています。「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」“Life is short, and Art [of medicine] long; the crisis fleeting; experience perilous, and decision difficult. The physician must not only be prepared to do what is right himself, but also to make the patient, the attendants and the externals cooperate.” と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
【No.115】 DSの手先・堀江貴文と揉み消された野口英昭の怪死事件

安倍晋三の後援会の安晋会は、実に胡散臭い組織であり、安倍晋太郎の秘書だった光永仁義の慧光塾を軸に、いかがわしい利権と結びつき、各種の疑惑事件に関与していた。これら一連の事件を報道したのは、情報紙『ストレイ・ドッグ』を出していた山岡俊介で、彼は安倍晋三が関与した汚職事件でスクープを放った。

2006年に起きた疑惑には、ライブドア事件があり、沖縄での野口英昭の怪死を始め、穴吹工務店の倒産が起き、スキャンダルが日本を包み、安倍はそれに関与していた。当時の私は満州人脈と結ぶ、アヘン問題を調べていた関係で、星製薬の跡地を手に入れ、そこにOTCを建設した、ホテル・ニューオータニの所有者の大谷一家を調べていた。
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だから、ホリエモン絡みの話より、ネオコンと結ぶ小泉政権が、何をするかに注目したので、詐欺にまつわる怪事件は、国内の記者に任せることにした。それでも、新聞記事になった系図と共に、縮尺した山岡記者が作った系図を使い、DS絡みでもあるので、ライブドア事件の話を進めよう。

ホリエモンが起業してから、ライブドアの株を上場して、起業家として虚名を高める中で、IT会社を買収していた時に、沖縄で野口が不審死を遂げた。同時進行の形で堀江は逮捕され、収監された一連の物語は、「ズンダモンの話」として、U-Tubeで広く公開されており、彼のビジネス手法を知ることが出来る。



二十一世紀の冒頭の時期は、ドットコム・バブルが発生し、世界中が熱狂の渦に包まれたが、このバブルは短期間で終わり、どさくさに紛れた形でライブドア事件が起きた。これは小泉内閣の時代で、精神異常の首相が率いた政権では、安倍は官房副長官を務め、権力が蜜壺であることを学び、幹事長や官房長官を経験し、首相に向け成り上がっていた。

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その頃における私の状況は、小泉純一郎と日本の病理を出し、ベストセラーになったのに、出版妨害を受け廃刊になり、急いで英語版を出すところだった。だから、ライブドア事件について、注意を向けないでいたせいで、詳しい情報を知らないが、TOB 絡みの事件に属し、詐欺師たちの世界の話だった。

ライブドア事件といっても、知らない人が多いのは、出獄した後のホリエモンの人生が、金持ちのインフルエンサーとして、若者の人気を集めているせいだ。そこで、事件の核心に触れた西本頑司は『紙の爆弾』25年5月号に、「”ニッポン崩壊”の近現代史」と題し、次のようにレポートしているので、参考になるので引用する。

<・・・インターネットが本格的に普及した2000年から以降の十年間は、どんな会社を買っても確実に「儲かる」。だからこそIT企業はダボハゼのように、あらゆる企業の買収を繰り返していた。このIT企業の会社転がし」で、雪だるま式に巨大化したのがライブドアだった。・・・とくにライブドアは、相当な無理を重ねて巨大化していたために、いくらでもホコリが出る状況だった。
・・・粉飾決算と認定した案件は、ほかの事件に比べて金額や手法も「悪質」とは言えないにもかかわらず、日本有数のIT企業を破綻に追いやった。堀江は「天下の極悪人」として晒し物となり、問答無用で刑務所にぶち込まれた。特捜部に情報を提供したのは、米系投資ファンドだったと言われている。・・・>
『紙の爆弾』25年5月号


なお、安倍晋三の下関事務所や自宅に、火炎瓶が投げ込まれた事件は、同じ山岡記者が取材して、レポートしていたせいで、山岡記者は不意に突き落とされて、階段から転落し怪我をした。その後に安倍は出世して、幹事長から自民党総裁経由で、首相になって国賊役を演じ、日本を反日邪教に売り渡し、銃殺されて国葬されている。

安倍晋三の仲間になって、荒稼ぎしていたホリエモンは、監獄体験で趣旨を変えたらしく、今では敵対買収のフジテレビに、迎え入れられる立場に置かれている。また、トランプがDS退治を始め、米国の政治状況が逆転したので、長野刑務所に収監された恨みから、権力を嫌っていたホリエモンは、宗旨を変え国家権力のポチになった。

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ここまで書き終えた時に、山根さんからメールが届き、彼が出した〇〇〇〇弁護士への告訴が、松江地裁で受理されて、今度は彼が原告になったという連絡だ。これは実に目出度い話で以下にメールを貼り付ける。


藤原肇さんへの公開メール − (181)

冠省 〇〇〇〇弁護士が私(山根治)を名誉毀損の罪で告訴した事件(以下、本件事件という)について、松江地裁と松江地検が検証に乗り出してきました。

1.令和7年4月21日、松江地裁刑事部は私(山根治)の弁護人の要請を受け入れ、公判前整理手続(刑訴法316条の2〜)の開始を決定。本件事件の争点が刑事法廷で確認されることになります。

2.令和7年4月22日、松江地検は、本件事件について私(山根治)が〇〇〇〇を虚偽告訴の罪で告訴していた事件について、受理処分をした旨、私(山根治)に通知。告訴不受理通知書(虚偽告訴の罪以外は不受理)を末尾に公開いたします。〇〇〇〇は刑事法廷で同人が犯した虚偽告訴の罪の当否が裁かれることになります。

上記1.2.ともに、『冤罪捏造の法理(要旨)−ベイズ解析による検証』について、松江地裁の刑事法廷でその当否の検証がなされることを意味します。貴兄との対話・公開法廷が現実の刑事法廷に引き戻されたということです。〇〇〇〇弁護士の告訴状が開示され(令和7年4月16日)ました。同人による告訴状の全文を末尾に公開いたします。

〇〇〇〇弁護士が虚偽の事実の摘示だとした3件のブログ記事は、これまで貴兄への公開メールで申し上げた通り真実であり、真実性は公認会計士である私(山根治)による不正調査(日本公認会計士協会及び日本弁護士連合会のマニュアルに準拠した不正調査)であることから担保されているものです。
同弁護士が3番目にあげたブログ記事の真実性は、自民党の細田博之・青木一彦にかかる8億円の使途不明金(裏金)について、広島国税局査察部門が押収したおびただしい数の証拠資料によって裏付けられています。

告訴不受理通知書
https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:44f7185a-e3b4-43ff-81e6-207c8a1045fc

『冤罪捏造の法理(要旨)−ベイズ解析による検証』
https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:95929450-ed47-4c4e-ab43-e9d44324aa8e

告訴状
https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:4542b5f6-4745-458b-9de8-53c470d40129
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