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「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知る機会を得ました。藤原博士によると、2025年2月20日(木)に『 山根治ブログ』がバンされたのは、 山根氏に届いた【ご利用停止のお知らせ】メールに記載された理由、すなわち【利用規約 第1.4条(禁止行為)およびlivedoor Blog ガイドライン(禁止事項) に該当していたため】とのことです。『山根治ブログ』が利用できない間、藤原博士はnoteの藤原肇 Hajime Fujiwarに寄稿なさっています。2025年6月7日号「【No.119】日本版DSと世界の支配構造/山根治氏からの公開メール − (185)から転載させていただきます。
人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」“Life is short, and Art [of medicine] long; the crisis fleeting; experience perilous, and decision difficult. The physician must not only be prepared to do what is right himself, but also to make the patient, the attendants and the externals cooperate.” と例えられるアフォリズムがお二人の交流から伝わります。
【No.119】日本版DSと世界の支配構造/山根治氏からの公開メール − (185)

 話が中断したままになったが、日本の政治の闇の世界が、笹川財団と統一教会に支配され、その背後にDSがいる上に、バチカンやビルダーバークに繋がる話をする時が来た。それに移る前段階として、【No.114】に使った写真には、笹川陽平の下に元首相が勢揃いしており、議論を進めていくために、再度の引用のため写真を使う。

 日本財団の笹川陽平会長が、2018年8月15日に山梨県鳴沢にある別荘に招き、四人の元首相と晩餐したと毎日新聞は、哄笑する四ショットの写真入りで報道した。これは凄いと思ったので、私はどれかの著書に使ったが、実は昼間にゴルフをやり、そこに笹川の子分を一堂に集め、何か密議をしていたなら、笹川陽平が闇将軍だと分かる。



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 森、小泉、安倍、麻生の四人は、確かに元首相であるし、元首相の福田と現首相の菅はいないが、次の首相の岸田は政調会長で、重臣は一応は雁首を並べている。首相ではない自民党の議員には、岸田文雄、荻生田光一、茂木敏允、加藤勝信、西村康稔など、閣僚級が顔を連ねており、笹川良平のペットに違いはない。

 バベキュー荻生田の正体は、隠れ統一教会で有名だし、茂木は維新の元事務局長で、西村康稔の義父の吹田幌が、岸や佐藤の本貫である、田布施の町長を務めていた。萩生田や加藤を始め、茂木や西村は笹川の子分で、自民の総裁候補であり、ここにはいないが米国のポチである、河野や高市が万が一にも、総裁候補の仲間になれば、日本の運命はAIの予想通りになる。



 米騒動のドサクサに紛れ、農水相への就任を果たし、古古米の安値放出を演出して得た人気で、小泉進次郎あたりが首相に指名されたら、日本の未来は悲惨であり、より絶望的なものになる。AIがシュミレートした、この2050年の未来図は、2030年には現実を果たし、日本は阿鼻叫喚に包まれ、廃墟の中で愚かさを呪い、国民は呆然と立ち尽くすことになる。

 背乗りの加藤の旧姓が室崎勝信で、岡山が砦の義父の加藤六月は、ロッキードやリクルート事件の時に、取り沙汰された高官だし、安倍晋太郎の子分役であった。それは財力を足場に使い、山林王の田部長右エ門に取り入り、島根県会議長まで務めた点で、竹下登の出世話にも類似する。

 この辺の話は既に論じており、『日本のゾンビ政治の病理』に、第二章の「公開メール」として、次のように記述したが、人類学に関心を持つ人には、必読の資料になるはずだ。

<・・・鹿児島の田布施で育ち上京した鮫島純也は、横須賀の古い手配師で、代議士の小泉又吉の娘を嫁に貰い、入り婿になった小泉純也が、小泉純一郎の父親であり、これも典型的な「背乗り」​だ。西日本に多いやり方は、山口や島根では目立ち、竹下家の家族構成においても、この構造が読み取れて民俗学では曖昧だが、構造人類学ではこれが教えある。
池口恵観和尚の伝記は、母方は五百年の修験の家でその古さを強調しているが、父親は鮫島姓であり、鮫島純也の眷属であるし、これも「背乗り」に属すと、学問がある人ならば読み取れるものだ。浜田と江津で水産業を営み、県会議長を務めた室崎勝三は下関にも進出を果たし、長男の勝聡は上京したので、孫の室崎勝信は東京で育っても、石見 水軍の流れのDNAを持つ。
宮崎勝信は大蔵官僚になり、広島の加藤五月の長女と婚約したが、次女の周子と結婚をして加藤勝信と改名すると、菅官房長官を引き継ぎ菅内閣の官房長官に就任。長女でも次女でも地元の実力者に婿入りし、地盤を引き継ぐことで「背乗り」を果たせば良く、このツングース方式は日本での天下取りの秘法で、多くの謎と結びつくようだ。・・・>

*****

 若き日の加藤勝信が大蔵省の総務課長だった時に、山根治の冤罪事件に関与し、自民党の利権構造が関わる事件の隠蔽に関わり、その後に加藤が出世街道を登り詰め。現在は財務大臣になるに至った。そんな彼の過去について、私は【No.113】の記事で次のように書き、奇妙な人生行路に関し疑問符を付けたが、その間に日本は没落の道を転落した挙句に、亡国の悲哀に包まれ呻吟している。

<・・・この冤罪事件の記録で興味深いのは、国税庁官房の役人として加藤勝信が総務課長だった事実で、課長職で事件に関与した男が、時間の経過で財務大臣になり、「 位人臣を極めて」いたのだ。しかも、役人の彼が政治家の婿養子になり、半島人が日本人になる手口を使い、姓を改め戸籍を変え国会議員になり大臣に就任し、人生行路としては興味深い定石の足跡を残していた。・・・>
 
 こんな程度の人物が出世し財務相になり、消費税の維持に力を入れ、国策を左右しているために、国民は収奪され貧しくなるが、一方で輸出指向の大企業は、還付金の形で内部留保金を積み上げた。トランプ政権はそれに目を付け、輸出補助金だと主張して、日本攻略の狙いを定めたが、加藤財務相や石破首相の頭脳では、とても乗り切る能力はなく、利権としての消費税路線の破綻は近い。



 破綻責任は自民党のゾンビ政治にあり、長く君臨した清和会体制が、ポンコツ麻生や無能加藤に悪辣な財政政策を担当させ、国民を貧困に追いやったし、中小企業の犠牲で大企業のボロ儲けを助けた。それが財務省解体デモで、高まった抗議運動の背後には、国民の憤怒の情念があって、長く続いた暴政への怒りがマグマの炸裂として噴き出し、ゾンビ支配に破産宣告を突き付けている。

 その具体的な現象として安倍晋三の射殺事件があり、国賊に対しての天誅が、白昼に衆目下で実現したというのに、ペテンと暴政の責任追及は、犯罪として政府が取れ上げず、有耶無耶な形でごまかしてしまった。虚偽と改竄に終始し民主政治を解体したので、闇の世界にも精通していたあの朝堂院大覚が、『生きざま』の中に安倍のゾンビ政治に対し、次のような辛辣な評価を書いている。

< ・・・こうした金にまつわる悪しき慣習は、現在もなお連綿と続いている。その代表とも言えるのが、憲政史上最も長く首相を務めた、前内閣総理大臣の安倍晋三である。・・・熱心に取り組んでいた政策のほとんども、裏で彼を操っていた権力者やブレーンたちにいわれてやっていただけ。要するに、操り人形のような男だった。・・・安倍晋三という政治家は、自分の頭で考え、決断する力はほとんどないといっていい。ただし、誰かが書いた脚本を、さも自分のアイデア、自分の言葉であるかのように演じる能力は、年齢を重ねたことで長けている。首相時代の安倍が強い指導力を発揮しているように見えたのも、その演技力の賜物である。 演技力、パフォーマンス力はあるが、政治家としての思想哲学はゼロ、質実剛健さや清廉潔白さもゼロ。それが私の安倍に対する評価であり、つまりは総理大臣の器ではなかった。・・・>

 こんな評価だけではなく、戦後政治を裏から操った、笹川良一や児玉誉士夫と共に、首相になった岸信介がCIAの手先として国を売り、反日邪教の統一教会に、日本を食い荒らさせた裏話まで暴露した。それは「最後のフィクサー」として、政界や財界の裏を熟知する朝堂院一流の情報網の成果であり、日本人の多くが見忘れている、日本の闇世界を支配して来た、旧満州アヘンと結ぶ別名「キーセン」仲間の半島人脈だ。

<・・・このキーセンハウスで、韓国の「毒」を飲まされた政治家たちは、岸信介、笹川良一、児玉誉士夫らが、設立に協力したといわれる国際勝共連合(ムーニー))のメンバーになって行く。・・・勝共連合と統一教会は深く結びつき、統一教会という危険な宗教団体が、日本で勢力を広げるようになった背景には、キーセンハウスでの政治工作があった。・・・.>

 こう暴露した朝堂院は日本の戦後史を振り返り、次のように総括して行くが、昭和史に疎い若い世代にとっては、こうした記録は貴重であり、歴史の教訓を無視すれば、その報いは十倍返しになるのである。そうして実現したのが、小泉と安倍のゾンビ政治が招いた亡国で、現在の日本が呈す悲惨な状況は、無責任な利権政治のツケであり、自民党政治が残した負の遺産には目を見張らざるを得ない。

<・・・戦後の日本の政界にまともな政治家が育たなかった最大の要因は、GHQの占領政策に端を発するアメリカによる支配だ。そして、それを仲介したのが、児玉誉士夫、笹川良一ら売国奴たちである。  児玉誉士夫は戦後、海軍の物資を盗んで、それを売って手に入れた莫大な金を元手に、鳩山一郎、大野伴睦、川島正次郎という大物政治家とのつながりを強め、政界に影響影響力を持つようになった。また、一度はA級戦犯として逮捕されるも、アメリカに協力する姿勢を見せて釈放。その後、アメリカの手先となって、日本国内で活動した。笹川良一も戦後にA級戦犯として巣鴨プリズンに収監されるが、その際にGHQの調書に協力して戦犯の名前をべらべらしゃべったことで釈放。彼はその後モーターボート利権をもらい、その収益で巨万の富を築き、児玉同様に日本の政界に影響力を持つようになった。  この二人を経由して、アメリカなどから金が流れることで、日本の政治家たちはみな骨抜きにされて、アメリカの指示どうりに動く売国政治家になっていったのだ。それが大野伴睦、川島正二郎、岸信介、佐藤栄作らである。・・・>

https://www.youtube.com/watch?v=X_YXsP0TPks

 最近のU-Tubeで目立つのは、安倍晋三への称賛発言で、賭博依存症で会社のカネを105億円もマカオで使った、大王製紙の井川意思高元会長を始め、御用出版社の見城徹社長などが絶賛中だ。首相の取り巻き連中が幾ら権力者を褒め称えても、安倍の正体は売国奴で無能であり、依怙贔屓の側近政治は、深田萌絵にも糾弾され、その人選力のなさは知れ渡っている。

< ・・・X氏は経済産業省の官僚から2006年の第一次安倍政権で内閣総理大臣秘書官に就任。安倍氏退任後は経産省に戻り、資源エネルギー庁次長を経て、第二次安倍政権で内閣総理大兼内閣総理大臣補佐官などを歴任した。その後、菅政権から岸田政権でも内閣官房参与(エネルギー政策等担当)として辣腕を振るい、現在は民間に下り、三菱重工業顧問などを務める。
 経歴からも明らかなように、エネルギー政策に非常に強く、原発推進派であることは疑いようがない。2006年に東芝がアメリカの原発大手・ウェスチングハウスを買収した際には、「X氏の意見が強く反映された」と指摘する人もいるほどだ。
 安倍元首相との関係は深く、もともとはX氏の叔父と安倍氏の祖父の岸信介氏が商工官僚同士で、かなり仲が良かった。ちなみに、新日本製鉄社長から経団連会長となった人物もX氏の一族である。
・・・安倍元首相が退任し、菅政権が誕生すると、X氏は一転、菅氏のもとにすりより、自分を使ってほしいと売り込んで、菅政権で内閣官房参与の地位に就いたのである。菅氏の退任後、岸田政権が誕生したが、そのウラでX氏が暗躍したという話もある。永田町界隈で語られた話だが、ポスト菅を巡る自民党総裁選に出馬した岸田氏のもとにX氏が訪れ、「原発を推進してくれたら安倍さんは岸田さん支援に回るはず」といったようなことをにおわせたと聞く。岸田氏はそれを呑み、首相の座を射止めたことも十分考えられる。・・・>

 深田萌絵がなぜ遠慮して、今井尚哉をX氏と匿名で書き、実名で批判できなかったのは、理由がなぜか不明にしても、当時の今井は闇将軍のように、政界に君臨して天下無敵を誇った。それは堺屋太一を論じたコメントメール107に、今井の閨閥について触れたが、安倍の知恵袋として首相秘書官になり、無能な安倍を背後から操り、デタラメ政治を演出したのが今井で、それを私は次のように書いた。

<・・・小粒の出世主義者が蔓延し、1982年に入省した今井尚哉のように、エネルギー畑を歩み出世して、エネ庁の次長にまでなったが、実力のなさでも知られていた。叔父の今井善衛が岸信介の同僚で、通産次官を務めていたし、別の叔父の今井敬が新日鉄の社長から経団連の会長になり、その関係で安倍の目に留まり、首相秘書官になり注目されたが、彼の原発再稼働策は支離滅裂だった。

・・・こんな失敗の元凶だのに、このダメ男を首相秘書官に取り立て、国政の舵取りを任せた安倍は人を見る目のなさを証明し、アベノミクスの愚劣さにより、日本の社会を滅茶苦茶に荒廃させた。しかも、安倍は政権を維持するために、反日邪教に自民党を明け渡し、売国政治に終始しただけではなくて、統一教会とズブズブの荻生田光一に、自民党副幹事長や内閣官房副長官を歴任させ、文科大臣にも任命していた。・・・>

 何しろ、通産省のエネルギー政策が,余りにも粗末だったので、日本の運命が狂ったのであり、核は太陽の熱源になっても、地球の熱源にならないことは、エクセルギーが証明している。だが、それを理解する人間が、通産省には存在しておらず、MITIの逸材として知られていた関岡正弘や猪俣博士は、煙たがられて閑職に追われ、小物がエネルギー部門で出世していた。

 だから、日本のエネルギー政策は、利権屋たちの草刈り場になり、石油公団や電力業界を舞台に使い、魑魅魍魎が横行したために、日本の産業界は空洞化して、亡国の悲哀に包まれてしまった。1970年頃から1980年代にかけ、それを海外から告発して、言論活動をしていたために、私は財界や政府に睨まれ、新世紀には日本での言論活動はほぼ封殺されていた。

 深田萌絵の告発理由が何故か分からないと書いたが、その後の進展によって、彼女が荻生田によって狙われ、事件は大きく進展しており、彼女は権力の手で窮地に追い詰められている。自民党などの権力が、統一教会の指示に従い、警察権力などを総動員し、売国行為を告発してきた彼女を狙い撃ちして、抹殺しようとしていたことが明るみになっている。



*****

 安倍は人を見る目がなくて、今井尚哉程度の役人を選び、首相の首席補佐官に抜擢し、国策を専断させた理由は、今井が持つ閨閥に関係があり、それは既に前節に書いている。彼が資源エネ庁の長官として、でたらめな指導をしたので、狂った日本のエネルギー政策は暴走を突き進み、経済の基盤を破壊しており、国民の生活の弱体化を強めた。

 その典型が産業構造であり、今井の眷属が支配する経団連の劣化で、金儲け主義に毒されて短期収益本位になって、長期戦略の発想を放棄したために、、経営理念や使命の喪失を招いた。1971年8月のニクソン・ショックで、それまでの投資経済が投機経済に変化したために、資本主義は体質を激変させ、人材を育成する路線から、安い労働を求めて生産現場を移した。

 日本の産業界の主流は安い生産コストを求め、東南アジアに工場を作り、冷戦の終了でポンジ経済になると安い人件費に惹かれて、中国に生産拠点を移し国内生産の空洞化を促進させた。利益本位の経営路線が、国内投資で人材を育て質の良さで勝負するよりも、安い労働力と大量生産で、より大きな利益を実現する、古い時代の経営方式に逆行した。

 これは「経世済民」という、地域の共存繁栄と結ぶ経済活動よりも、金儲けがより大きな価値と考える貪欲な発想に基づき、共同体の幸せを思う古いタイプの組織感覚とは無縁のものだ。それは資本主義的で、Gemeinschaft的よりGesellschaft的な点では、経済理論では現代的であるが、モノづくりの思想において、誇りうる精神において欠けていた。

 21世紀の最初の20年間は、資本主義の爛熟末期でポンジ経済が支配し、中国が大躍進を実現していたから、大衆はそれに幻惑されたが、それは粗悪品の洪水を生み、資本主義を腐食し荒廃させてた。それを理解したのはAIだが、2025年になってからであり、日本の中堅企業が誇っている、「匠の精神」の価値については、ORACLE-7が評価していた。



 京都の村田製作所を始め、長野の信越化学や富山のYKKのように、日本の中堅企業が持つ誠実な技術開発の能力は、次世代に伝えようとする、モノ造りの誇りと使命感が、脈々と継承されていた。だが、マスコミの報道の多くは、トヨタなどの大企業が如何に優れているかを強調しても、中小企業が縁の下の力持ちとして、経済活動に貢献したかを軽視していた。



 経団連や経産省では、こうした中堅企業よりも大企業に、積極的に支援する形で評価する悪癖が支配し、大企業をより強くすることが、国家戦略だと誤解し続けて、それを指導路線として墨守した。それは組織のトップの多くが、現場での実務体験よりも、法学部や人事部門を足場にして、出世街道をたどった者であり、質より量という価値観に毒されていた。

 それで経団連の構成員が、売り上げや資本金に基づく、大企業中心主義であり、このメガロマニア思想により、日本の産業戦略を支えたので、産業版の大艦巨砲主義を生み出していた。その延長線上の発想が、熊本に進出したTSMCに一兆円以上もの税金を支援し、ハードウエア中心の工場を作った経産省の愚劣な政策で、今井首相秘書官の短絡思考を反映していた。

*****

 それが大阪維新を育成し、浙江財閥系のTSMCは、習近平やDSとも結びつき、大阪維新に食い込んで、橋下にハニートラップを仕掛け、背後に上海電力を組み込み、日本乗っ取りを構想した。しかも、経団連は上海電力を会員にして、大阪に大阪都構想を持ち込み、日本の西部を関西圏を中心に、中国の新しい属領として、東海省に組み込もうと狙っていた。



 この動画の中心論点は、橋下の売国行為であり、不品行の橋下が罠に落ち、ハニートラップに捉えられ、大阪を利権として売り渡し、中国の属領化する計画に、加担した経緯が告発されている。確かに全体の雰囲気は、売国への告発に見えるが、深読みを試みるならば、背後に潜む陰謀の影が読み取れて、『プルターク英雄伝』を思い出し、そこに別の意図を感じたら読み過ぎか。 

 共和制末期のローマでは、「平民党」と「貴族党」が争い、熾烈な殺戮戦を展開し、貴族党の当目であるシラの手で、下層階級のマリウスの仲間が、捕らえられて惨殺され、マリウスはシーザーの叔父だった。歴史の相似象を好む私には、マリウスが橋下と重なり、ハニートラップに陥った彼が、下賤だったが故に嬲られ、対極にいて持ち上げられた、人間の存在を私は感じて、これは興味深い構図だと思った。
 なぜならば、この動画が強調して、必要以上に褒め称え、虚像を描き上げた記述が大袈裟過ぎいたたので、それを胡散臭いと思い、何か奇妙だと感じたから、改めてその記述を玩味してみた。その場面を描いた記述は、次の通りの内容であり、反日邪教に日本を売って、改竄と虚偽に明け暮れていた、国賊の安倍晋三に対し、高潔な亡き首相とは、余りに美化しすぎて、どう見ても提灯記事でしかない。

<・・・安倍元首相が中国に行った時に、彼が宿泊していたホテルで、毎日のように部屋の前には、美女が待ち構えていたが、それを無視し続けていたら、最後の日に美しい少年が用意されていた。もちろん、高潔な首相は無視して帰ってきたが、外国勢力の誘惑や圧力に対し、動じない厳しい自己規律を持つ彼は、国家への忠誠心で国益をまもった。・・・>

 こんな美辞麗句で飾った、作り話を引用するとは、虚飾と捏造そのものだし、嘘をつきまくった安倍の国賊性を隠蔽し、売国奴を英雄に仕立て、神話のでっち上げを狙う、卑劣な陰謀があるのではないか。それはビジネス界でも、同じように試みられて、新しい神話が生れているし、詐欺師がビジネス英雄になり、経験不足の若い世代は、その成功談に憧れを抱き、人生を狂わせてしまい、カネの亡者になったりする。
 最近の日本の経済界は、ポンジ体制の影響もあり、詐欺同然で会社を起業し、成金になった「わらしべ長者」が、新興のビジネスマンとして、持て囃されているから、その中に孫正義やホリエモンがいる。だが、『紙の爆弾』2020年12月号に、「ソフトバンク・孫正義と電子産業を動かす【青幇】人脈」と題し、私は孫やTSMCを包む青幇人脈について、次の詳細なレポートを書き、要注意であると警告して置いた。

<・・・日本製のOSトロンは、有望なプラットホームだが、孫正義ガトロン潰しに華僑人脈と組んで工作し、ゲーツ流の詐欺商売に協力した話までが流れた。・・・孫の商法は詐欺まがいで、・・・アリババの大株主になり、大儲けした孫正義は、テリー郭の青幇人脈が、大陸投資の案内役を果たした。・・・深圳、上海、新竹が電子技術の三角形であり、大陸と台湾を結ぶ形で地下水脈が流れていたし、源流は大陸に水脈を持つ、秘密結社の青幇だのに日本人は知らなかった。・・・>

 カナダに十年米国に三十年、台湾にも二年ほど住み、世界情勢を観察したので、私は謀略の一端を察知でき、善良で隙だらけの日本人が、詐欺師の餌食として騙され易いことに危機感を抱いた。だから、全貌を描くと危ないけれど、陰謀の断片なら生命の危険は大丈夫だと考え、ジグゾー・パズルに仕立て、タブーに触れる件なので、油断をしないように書いて置いた。
 そして、次の世代に証言を残すために、日本の外から故国を観察し、私は歴史の総括を試みたのだが、出版社や雑誌社が狙われ、幾社かが閉鎖や解散になり、藤原は出版社潰しだと言われていた。だから、最近の記事や書籍などは、そのほとんどが電子版で、紙の本は例外的であるために、出版妨害は防げたけれど、書店に並んで読者に届けたり、図書館での閲覧は不可能だった。

 憲法が自由を保証しており、言論や思想の自由があるのに、それを投げ捨ててしまい、暴政を放置しているのは、国民への裏切りであるが、報道の義務を放棄するマスコミの罪は重い。日本の言論の自由は先進諸国の最低で、2025年度の報道の自由度は、世界で66位という状況であり、読者に真実を伝えずに、権力に忖度するメディアが、如何に腰抜けかは明白である。




*****

 ここまで書いた時点で、山根さんからメールが届き、今度は冤罪を暴く原告として、弁護士の詐欺師と検事に対し、告発する弁論を展開し、徹底的に戦かうとの言葉だった。公開メ−ル−(185)を以下に添付し、氏姓のロンダリングが、居留民を指すならば、韓国経済新聞の李社長から聞いた、意味慎重な言葉に繋がって、これはただ事ではないと思ってしまう。

 その言葉というのは、「居留民の優秀な若者で、シカゴ大や東大卒なら、日本で弁護士や代議士になるのは簡単だ。なにしろその職業は、論争慣れした半島人にピッタリなんだよ。」との説だ。そう言えば成程であり、橋下や〇〇は弁護士で、最近の首相や代議士の多くが、帰化系だとも言われるし、一種の都市伝説にしても、そんな風説が声高に流れている。



 しかも、最近の代議士の顔ぶれに、タレント系が目立っているし、イケメンや美人に属す点で、縄文人より弥生人の方が、はるかに有利なことは、人類学的に証明できそうで、専門家の意見を聞きたいものだ。「東男に京女」という俗説に、どの程度の信憑性があるかは未知だが、関東は荒武者の世界であるし、関西はより洗練されており、優雅を貴ぶ文化圏だとは、日本の歴史が物語る事実ではある。

藤原肇さんへの公開メール − (185)

冠省 〇〇〇〇弁護士の父親・〇〇XX(1994年74歳で逝去)と同弁護士の叔父・〇〇△△(2005年81歳で逝去)が、貴兄の所謂“半島居留民”である可能性が浮び上ってきました。両人はそれぞれ、松江市大庭町の自宅で、松江市北堀町の借家で亡くなっています。北堀町の借家の所有者は、元・参議院議員の佐野広((1904年−1980年。昭和期の実業家、政治家。参議院議員(1955年−1965年))です。

実業家としての佐野広は、「昭和7年(1932年)に京都帝国大学を卒業し、出雲電気に入社。その後、代議士櫻内幸雄の秘書となる。戦後、中国電力島根支店次長、同東京支社長を歴任。その他、島根県農村電化協会会長、同体育協会理事長、日本バレーボール協会参与、ラジオ山陰(現山陰放送)相談役、民主党島根支部連幹事長、自由民主党島根支部連会長などを務めた。」とされています(ウィキペディア)。

政治家としての佐野広については、「大達茂雄議員の死去に伴い、1955年(昭和30年)11月に実施された第3回参議院議員通常選挙島根県地方区補欠選挙に無所属で出馬して初当選。1959年(昭和34年)6月の第5回通常選挙に自民党公認で出馬して再選され、参議院議員に連続2期在任した。この間、参議院自民党副幹事長、地方制度調査会委員、売春対策審議会委員、第2次岸内閣大蔵政務次官、参議院大蔵委員長などを務めた。」となっています(ウィキペディア)。

以上の佐野広の経歴は、参議院のドンとして君臨した青木幹雄及び竹下登の初代金庫番・山岡剛の謎の死と密接に関連していることを窺わせるものです。

〇〇〇〇弁護士が統一教会と深いかかわりを持っているのは、あるいは同弁護士の出自に起因するのかも知れません。竹下登元総理の父親・竹下勇造が済州島出身の“半島居留民”で、2度にわたる氏姓ローンダリング(一回目は武永姓、二回目は竹下姓)を経て、竹下姓にスリ替っているのと類似のようです。詳しくは別稿に譲ります。

松江地裁の澤江学執行官から「不動産明渡しの強制執行の開始について」が送達されてきました。末尾に公開(パブリック・アナウンスメント)いたします。

これに対して昨日(令和7年6月4日)、同執行官に対して、島田和俊弁護士宛に警告文を送付した旨の通知をいたしました。〇〇〇〇弁護士が深くかかわった冤罪の捏造に、仲島れな検察官、三島恭子裁判官、芹澤俊明裁判官だけでなく澤江学執行官、島田和俊弁護士も深く関与していた痕跡を残すためです。末尾に通知文を公開(パブリック・アナウンスメント)いたします。

不動産明渡しの強制執行の開始について
https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:ap:5549f0a5-dd88-4348-b37a-b6acf0038bb3

澤江学執行官への通知書
https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:ap:d67ae8ea-2d0d-4465-975b-0e426400b2e9
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