【No.123】参政党の正体山根治氏からの公開メール − (192)

「藤原さんへの公開メール」と題されたフリーランス・ジャーナリストーの藤原肇博士(1938年生)と会計士の山根治氏(1942年生)の対話記事を通じて、私たち読者は intelligence のエッセンスを知る機会を得ました。藤原博士によると、2025年2月20日(木)に『 山根治ブログ』がバンされたのは、 山根氏に届いた【ご利用停止のお知らせ】メールに記載された理由、すなわち【利用規約 第1.4条(禁止行為)およびlivedoor Blog ガイドライン(禁止事項) に該当していたため】とのことです。『山根治ブログ』が利用できない間、藤原博士はnoteの藤原肇 Hajime Fujiwarに寄稿なさっています。2025年7月24日号【No.123】参政党の正体/山根治氏からの公開メール − (192)から転載させていただきます。

 参議院選挙が終わった結果は与党の自公が惨敗し、怪しい参政党の躍進が目立ち注目を集めたが、投票の数日前に副島隆彦が次の記事をブログに書いている。それは「参政党 神谷宗幣の背後に、エルブリッジ・コルビーという米国防省 No.3の国防次官(アンダー・セクレタリー)がいる」と題した記事で、概要は次のような内容である。

<・・・危険人物の 神谷崇幣(かみやそうへい)参政党は、統一教会の別動隊である。副島隆彦です。今日は2025年7月17日です。以下の文を読んだら、すぐに、この学問道場の表紙から入って、第2ぼやきを読みに行ってください。さっき私は、ここに 斎藤ジン という、アメリカの金融業界に裏側にいて、超(ちょう)重要な仕事を この30年間して来た、現在60歳くらいの同性愛者(トランスジェンダ―)の女性(生物学的には男 biological man )の本を読んで、びっくり仰天したことを書いた。こっちも喫緊(きっきん)で重要です。

副島隆彦です。 私は急いで、緊急で書かなければならない。3日後の7月20日が、参議院選挙の投票日である。参政党の神谷宗幣(1977年、生まれ、47歳)が大人気で、大きく勝利しそうだ、と騒がれている。この動きは、日本国にとって危機である。神谷は、統一教会(幸福実現党。消えた)の別動隊であり、極めて危険な男だ。私、副島隆彦が「参政党(さんせいとう)は、統一教会の別動隊である。だから、みんな強く警戒せよ」と書くと、また嫌がられることは分かっている。それでも、やっぱり書く。もっと正確に書くと、参政党というのは、以前は幸福実現党という名前の集団で、1つの県に、きっかり5000票ずつを、まるで数字を揃えたかのように持っていた政党だ。これまでの国政選挙の得票数の結果から分かる。その合計数が185万票である。神谷宗幣は、この支持票を背景にして2022年の参議院選挙で当選している。今から3年前である。幸福実現党というのは、宗教団体としての「幸福の科学」が政治活動をしたときの名前だ。こいつらは、カメレオン集団である。姿形(すがたかたち)を変える。本当に気色の悪いやつらで、組織の名前や、言っていることをコロコロといつの間にか変えて、まったく新しい集団の顔で突如、国政選挙に打って出る。・・・>


 この記事を読んだ後の印象は、「日本一の予言者を名乗るだけあり、副島は目の付け所が良いし流石だ」であるが、なぜ神谷崇幣などのチンピラ政治家や、幸福実現党とか参政党というゴミ集団に拘るかである。国際政治学者を名乗る副島なら、エルブリッジ・コルビーに対して、もっと深く掘り下げることが、何にも増して必要だのにと思い、私は歯がゆさを感じたけれども、選挙前だから仕方がないと諦めた。

 実は、エルブリッジ国防次官補は、1995年に脳手術で怪死していた、コルビーCIA長官の孫であるし、日本で教育を受けた日本通として、極東担当の謀略専門家だから、それを副島が指摘すべきだった。おそらく将来において、それを論ずるだろうと期待するが、7月17日付けの「重たい掲示板3187」をじっくり読めば、参政党のオレンジ色の党章は、統一教会の鳳凰の図柄に、丸写しだと分かってしまうのだ。
参政党旧ロゴ
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参政党新ロゴ
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統一教会
統一教会

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 参政党の怪しさに関しては、前回の記事の他にも多くあり、TBSの報道特集でも取り上げられ、数少ない良心的情報ブログの「リテラ」が、貴重なテーマとして取り上げ、投票日の前日に紹介していた。報道特集に対し破廉恥にも、因縁をつけた参政党の姿勢が、如何に傲慢かを知るためにも、多くの見解を知る必要があるので、少し長いが以下に引用して見ることにする。

https://lite-ra.com/i/2025/07/post-6365.html%0A%0A

 『報道特集』の選挙報道は“誤導”ではない! 参政党・神谷や国民民主党・玉木が繰り広げた外国人ヘイトのデマを徹底検証。 (7月12日放送の『報道特集』では、今回の参院選で外国人政策が重要争点として急浮上しているなかで参政党が支持を広げている現状を取り上げ、参政党について「『外国人が優遇されている』などと訴え、犯罪や生活保護について強硬な主張を繰り返す」と紹介。)

 ここまで書き終えた時にベルが鳴り、松江の山根さんから国際電話で、昨日だが彼の事務所に松江地検の家宅捜査があって、携帯やパソコンが押収されたが、今朝それらは返却されたけれど脅迫行為だし、強盗に等しいとのことだった。

 前回の記事においては、次期首相候補の顔ぶれが、石破、高市、石原、野田という具合に、倫理も知識も小1以下のレベルの手合だと私が書き、山根さんは検察は冤罪を作り、国家暴力集団だと告発した。それにしても、その直後にガサ入れをするとは、日本の権力の血迷い具合が、如何に酷いかを実証しており、その辺のことに関してまとめ、次回にメールしてくれるとのことである。

 今回のメールは三菱商事が、エジプトでセメント工場を作った時に、ODAの援助資金の中抜きで、裏金をリベートとして支払い、それに署名していた手紙と同じ、犯罪証明の役割を演じているものだ。それは神戸市の助役として、ポートピアの埋め立てに関わり、山口組と利権稼ぎをした男が、松江市長になり中海の干拓で、一兆円近い税金をくすねた、悪質な汚職事件の一端を暴露しているからである。

 こんな状況下とはいえ、次回の記事について考えたいが、断末魔に陥ったゾンビたちが何を考え、次に何を企むかを予想するのも、一種の謎解きとして楽しみでもある。そこで、先日届いたメールを以下に貼り付けるが、ガサ入れが同時進行したので、権力がこの記事を読んでいて、じっとしていせれなくなったと分かり、実に痛快な気分に包まれた次第だ。

藤原肇さんへの公開メール − (192)
冠省 令和7年7月14日、〇〇〇〇弁護士によるスラップ訴訟の控訴審の最終弁論があり、控訴審は結審し、判決の言い渡しは令和7年9月10日とされました。
最終弁論において私(山根治)は、貴兄への公開メール−(186)〜(191)を証拠として提出しています。末尾に公表(パブリック・アナウンスメント)いたします。
貴兄への公開メール6通を証拠提出するにあたり、〇〇〇〇弁護士が、スラップ訴訟であることを自白している陳述書がありますので改めて目を通してみました。令和2年2月27日付松江地方裁判所民事部宛の陳述書(以下、陳述書という)です。
この陳述書、23ページに及ぶまさにウソと憶測のオンパレードといった珍妙なシロモノです。
陳述書で開陳されているのは、ウソと憶測だけではありません。冤罪を捏造した当事者だけしか知らない“秘密”が吐露されていたのです。いわゆる“秘密の暴露”です。〇〇〇〇弁護士がデッチ上げたスラップ訴訟のウソと憶測の霧の中から、亡霊のように浮び上ってきたものです。
〇〇〇〇弁護士が行った“秘密の暴露”はいくつかあるのですが、益田市畜産協同組合脱税冤罪事件に絞ってみれば、同弁護士が冤罪を捏造してまで私(山根治)の口封じ・言論抹殺(Character Assassination)をしなければならなかった事実が、陳述書の中で問わず語りに陳べられています。
その事実とは何か? 私を社会的に抹殺(Character Assassination)してまで守らなければならなかった事実とは何か?
〇〇〇〇弁護士は、陳述書の中で、私(山根治)が、
「昭和57年当時、その後世間を騒がせた投資ジャーナル代表者中江滋樹の顧問税理士をしており、近いうちに中江と一緒にオイルマネーを動かすことになると豪語したり、その後も、北朝鮮海域のカニ漁の利権に関心を持ったり、マルチまがい商法に首を突っ込んだり、ユリ・ゲラーの超能力に傾倒してピラミッドパワーが出るという触れ込みの怪しげな商品の購入を熱心に周りの人に勧めたり、後で述べる益田市畜産協同組合の税務処理を受任した直後には、資金ができたら大学を創設したいと言い出すなど、うさん臭いところ、人に乗せられやすく危なっかしいところ、また、ある意味で稚気の抜けない面などもあり、私としては、少し距離を置いて付き合ってきたつもりです。」(陳述書2ページ)
と陳述しています。
中江滋樹氏の顧問であったこと、ユリ・ゲラーとはある事業を前提に一時期親しくしていたことは事実ですが、「近いうちに中江と一緒にオイルマネーを動かすことになると豪語した」ことはありませんし、「北朝鮮海域のカニ漁の利権に関心を持った」こともありません。更に、「マルチまがい商法に首を突っ込んだ」ことも、「ユリ・ゲラーの超能力に傾倒してピラミッドパワーが出るという触れ込みの怪しげな商品の購入を熱心に周りの人に勧めた」こともありません。全て事実ではなく、〇〇〇〇弁護士の憶測によるウソの陳述です。私(山根治)は、ユリ・ゲラーが超能力を巧みに演出しているマジシャンであることを知っていましたので、超能力に傾倒することなどありえないことです。
〇〇〇〇弁護士の憶測によるウソの陳述は続きます。
「当時、松江市と島根県が進めていた宍道湖の淡水化事業については、環境や生態系の破壊につながることなどを理由に、住民代表の一人として、反対運動の先頭に立ち、最後は、当時の松江商工会議所の大谷昌行会頭なども動かして、淡水化阻止を実現したり、松江市寺町における競艇の舟券売場の開設に際しては、孤軍奮闘、開設反対の論陣を張り、反対を訴えるビラを自ら作成して、建設予定地の周辺を戸別に訪問して配布するなどの活動を行ったこともあり、私は、立場は違いますが、個人的な利害や打算を超えた被告の社会活動とその姿勢や熱意に対しては、それなりにリスペクトしてきたつもりです。」(陳述書1〜2ページ)
上記引用部分には、ウソと憶測が列をなして登場します。まず、
⑴ 宍道湖の淡水化事業については、住民反対運動の先頭に立ったのは、保母武彦氏と福田正明氏であり私(山根治)ではありません。私は淡水化事業を断行すると島根県の経済に甚大な損害が生ずることを、オポチュニティーコスト(機会原価)と産業連関分析を用いて具体的な数値を示し、島根経済同友会と鳥取経済同友会を説得しただけです。私はオモテには出ることなくウラで島根・鳥取経済界を説得していたのです。
⑵ 次に、淡水化事業と一対となった中海本庄工区干陸化阻止を実現したのは、大根島の柏木侑氏と共に当時の竹下登総理大臣に直談判した結果であり、松江商工会議所の大谷昌行会頭など関係ありません。
⑶ 寺町における舟券売場開設反対を私(山根治)一人で行ったことについては、〇〇〇〇弁護士は当時知る立場になかったことです。後日、私が直接対峙していた錦織伸行(現・松江市議)から伝聞したものでしょう。
⑴⑵⑶の詳細については、別稿に譲りますが、⑴⑵のウソと⑶の憶測の事実から、忽然として浮び上ってきたのが、中海本庄工区干陸反対の論陣を張っていた私(山根治)の存在です。
私は、財団法人島根総合研究所の理事長として、『そうけん情報−特別号』に『経済財政的側面からみた本庄工区』と題する論文(以下、論文という。目次を末尾に公表(パブリック・アナウンスメント)いたします。)を寄稿しています。
中海本庄工区の利用方法が二転三転する中で、当時の宮岡寿雄松江市長が唐突に、産業廃棄物処理場にすると言い出し、松江市議会の決を取ったことに対する反対論文です。この論文に添えたのが宮岡寿雄市長を揶揄する2つのマンガでした。佐田町在住のマンガ家・渡部良治氏によるものです。このマンガの出来が良すぎたのでしょうか、宮岡寿雄市長が私(山根治)の論文に激怒したことが漏れ伝わってきています。激怒したのは、宮岡寿雄だけではありません。宮岡寿雄を三顧の礼をもって松江市長に迎えた自民党松江支部のボス・大谷昌行(松江商工会議所会頭)は、宮岡寿雄以上に怒り心頭であったようです。私(山根治)は、宮岡寿雄についてはマンガによって揶揄したのですが、大谷昌行については同人の本庄工区干陸についての発言がカメレオンのように変貌した事実を指摘して痛烈に批判しているからです(目次7.おわりに、(参考資料3)本庄工区干陸についての松江商工会議所の見解)。私に対する怒りは、当時の島根県自民党を牛耳っていた青木幹雄にも伝わっています。青木幹雄は、貴兄への公開メール - (66)で指摘した通り、ゾンビ政体の三羽烏のトップに掲げた人物ですので、このたびの島根県自民党県連の7億円の裏金と結びつきます。30年の時空を超えた事象が、認知会計(Cognitive Accounting )をベースとするn次元マルコフ連鎖アルゴリズムによって炙り出されたということです。末尾に2つのマンガ、(参考資料2)本庄工区の干陸に関する宮岡寿雄松江市長の見解、及び(参考資料3)本庄工区干陸についての松江商工会議所の見解を公表(パブリック・アナウンスメント)いたします。
以上、冤罪を捏造した当事者・〇〇〇〇弁護士が吐露した“秘密”は、論文に込められた宮岡市政批判と松江商工会議所批判であることが明らかになりました。私(山根治)の論文に激怒した宮岡寿雄松江市長、大谷昌行及び青木幹雄の意を受けて、私(山根治)の口封じ(Character Assassinaion)を行ったのが〇〇〇〇弁護士であったということですし、同弁護士が私(山根治)を社会的に抹殺(CharacterAssassinaion)してまで守らなければならなかった事実とは、宮岡寿雄松江市長の神戸方式(公共ディベロッパー方式)を軸とした市政方針であったということです。このことは、〇〇〇〇弁護士が冤罪の捏造にまで手を染めた動機が、厳然とした事実によって明らかになったことを意味します。
私(山根治)が宍道湖・中海淡水化住民反対運動にタッチする前のことです。吉田雄三氏(島根経済同友会代表幹事、山陰合同銀行頭取)を説得して、島根経済同友会と鳥取経済同友会の共同提言「中海・宍道湖の淡水化試行は慎重に」を取りまとめ、島根、鳥取両県知事に提言書を提出してもらったことがあります。この時点で宍道湖・中海淡水化事業の中止は事実上決まっていました。昭和57年5月のことです。
当時私(山根治)は、島根経済同友会の常任幹事でしたが、同じ常任幹事の山本隆志(山本漆器店社長)に呼び出され、「自分が松江JCの理事長のとき淡水化反対運動をやったが、潰されてしまった。自分(山本隆志)でさえできなかったことを山根にできる訳がない。悪いことは言わない。淡水化問題から手を引いたらどうか」と切り出されたことから激論となり、ケンカ別れしたことがあります。東本町・「山小舎」のマスターに、激論中の真夜中の2時に「山小舎」から追い出されたことを昨日のことのように想い出します。
自民党松江支部・若手のボスであった山本隆志は、私(山根治)の裏工作(島根・鳥取両経済同友会共同提言「中海・宍道湖の淡水化試行は慎重に」を代表幹事岸田貞夫、同吉田雄三の両人を説得して私(山根治)が作成したこと)を知らないで私(山根治)にケンカを売ってきた訳で、事実上の淡水化事業の中止の断を下したのは私(山根治)ではなく、岸田貞夫・吉田雄三の両人なのですから、私(山根治)に「淡水化問題から手を引け」と直談判されてもまともな議論のできる訳がありません。
この時点で、私(山根治)の国家暴力集団・国税庁による社会的抹殺(Character Assassinaion)の予備がなされていたことになります。益田市畜産協同組合のコンサルティング業務を引き受ける8年前のことです。
藤原肇さんへの公開メール−(186)〜(191) https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:ap:83544f66-b9fc-4c06-b546-97c758f2dc98
『経済財政的側面からみた本庄工区』の目次
一.淡水化事業の中断と地元経済界
1.淡水化反対運動の進展
2.経済同友会の役割
3.商工会議所の役割
二.本庄工区の問題点
1.二つの見解と三つの立場
2.干拓問題と公共ディべロッパー方式
3.商工会議所の新見解
4.公共ディベロッパー方式
−バブル経済の遺物−
5.不明確な利用目的
−経済財政的検討の欠如−
6.阪神大震災の教訓
−“幻想都市”神戸−
7.おわりに
(参考資料1)本庄工区をめぐる経緯。
(参考資料2)本庄工区の干陸に関する宮岡寿雄松江市長の見解。
(参考資料3)本庄工区干陸についての松江商工会議所の見解。
宮岡寿雄市長を揶揄する2つのマンガ https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:ap:a707440a-2e12-4b3f-a3c0-6b77b76ae574
(参考資料2)本庄工区の干陸に関する宮岡寿雄松江市長の見解
1.神戸方式(公共ディベロッパー方式)の提唱。
⑴ 『周辺の丘陵の土砂を使うと、跡地も利用でき、活用できる土地が2倍になる。企業誘致の決め手は、産業廃棄物の処理場を持つことであり、埋立地でも環境と両立させるだけの技術は確立している。』(平成6年2月26日、自由民主党松江支部主催の政経セミナーで。同年2月28日付、山陰中央新報)
⑵ 『本庄工区を干陸して、農地以外を建設残土で埋め立て、1〜4万人規模の新都市を作りたい。事業だからリスクはあるが、それをクリアするところにまちづくりの喜びがある。神戸市は3万人から6万人の街をいくつも作った。民間の場合は、固定資産税や土地保有税、所得税を払わなければならないが、役所は一切ない。だから役所がその気になってまちづくりをやればできる。良い土地が安くできれば、実現できると思う。私が責任者だったら、すぐにも埋め立てをやるんだけれど。中海・宍道湖の水質を心配する人がいるけど、事業だからメリットとデメリットはある。社会常識の範囲で、お互いにある程度受け入れなければならない。』(平成7年1月1日付、朝日新聞)
2.産業廃棄物処分場を中海本庄工区に設けることの必要性及び理由について
⑴ 『企業誘致をするためには、産業廃棄物処分場を用意しておかなければならない。産業廃棄物がすべて悪いというようなことでは、地域として無責任である。山合いに産廃処分場を造るよりは、内水面のあるところでは埋立地で処分したほうが、むしろ環境のためには良い。中海本庄工区を処分場として考えたらどうか。』という趣旨の発言。(平成6年3月4日松江市議会議事録より)
3.埋め立て方式について
本庄工区の埋め立ては、
⑴ 産業廃棄物。(平成6年3月4日及び同年9月8日、市議会の答弁。議事録より)
⑵ 建設残土。(平成6年9月9日松江市議会における答弁。議事録より)
⑶ ヘドロ。(平成6年3月4日松江市議会における答弁。議事録より)
の3つを使って行えばよい。
4.産業廃棄物等の処分手数料について
『本庄工区の内、900ヘクタールを埋め立てるとすれば、4,000万㎥の産業廃棄物等が必要となる。大阪湾のフェニックス計画では、4つの廃棄物等で埋め立てを行っている。建設残土が50%、産業廃棄物が25%、浚渫土砂が15%、一般廃棄物が10%の割合である。仮に、これを本庄工区の場合に適用すれば、4,000万㎥の処分料収入として1,350億円が見込まれる。松江の場合、大阪と比べて、処分単価が若干低くなる可能性もあるが、いずれにせよ数百億円の処分料収入になることは間違いない。』(平成6年9月8日松江市議会における答弁。議事録より)5.干陸後の土地利用について
『干陸することと、後をどうするかということとは、まったく別のことである。干陸することをまず決めてから、後で土地の利用について考えればよい。』
(平成6年3月4日松江市議会における答弁。議事録より)
(文責.山根)
(参考資料3)本庄工区干陸についての松江商工会議所の見解
(その一)
『中海本庄工区の干陸の実現を図り、環日本海の主要都市として官民一体のまちづくりに邁進します。』(平成6年10月5日、松江商工会議所百周年宣言より)
「旧市内に土地がない現状で、(本庄工区以外の)どこで近代化を進めればいいのか。干陸によって景色が損なわれるのは事実だろうが、景色で食べていくわけにはいかない。水質に配慮しながら土地を確保してほしい。」(記者会見。平成6年11月18日付、朝日新聞)
(その二)
この百周年宣言の6年前、同会議所は淡水化問題について、淡水化反対の見解を機関決定し、公式に表明した経緯がある。
大谷昌行商工会議所会頭は当時のマスコミのインタビューに応じて次のように話している。
「淡水化反対は、商工会議所としての決定だ。昭和62年11月27日の常議員会に諮ったところ一人の異論もなかった。青年部、婦人部にも異論はない。干拓事業は昭和20年代の計画。食糧不足で国民に米を腹いっぱい食わせようとする意図だったろうが、30年以上たち、世は様変わりしている。一方でもっと広い面積の水田を減反しながら、干拓を続けるべきだろうか。減反政策が始まった時点で見なおすべきだった。まず干拓を打ち切る。揖屋、安来干拓地は完成させるとしても、未干陸の本庄地区をやめれば淡水化は必要ではない。松江市にとっても島根県にとっても豊かな自然と古い歴史が唯一の宝。これを損なうことを進めるべきではない。自然と歴史を生かすことを考えるべきだ。」(昭和63年1月21日付、中国新聞)
(文責山根)

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